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自宅には参加賞のTシャツやメダル等があふれている(写真/下山展弘)
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今年の春に始まった、MCC・HMCC・MCC100に加盟する日本全国81大会(10月1日時点)の累計走行距離で1000kmを目指すチャレンジ「MCCグランドスラム1000」。
現在発売中のランナーズ1月号では対象大会を一覧で掲載しています。
地方のハーフから都市型マラソンそして100kmウルトラマラソンまで、あなたも新称号をモチベーションに日本全国の大会を巡りませんか?
今回は、わずか半年少々で対象大会を295km走った(11月7日時点)神奈川県在住の関朗人さん(37歳)を紹介します。14週連続で各地の大会に出場するなど、「レース三昧」の生活を送っています。
その背景にあるのは、日本の観光地を巡るランニングツーリズムでした。
▼壮大な挑戦を始めませんか?「MCCグランドスラム1000」
⇒ https://runnet.jp/topics/report/221019.html
関さんが走り始めたのは2017年、初マラソンは2018年のいぶすき菜の花。サブフォーを逃し(4時間6分0秒)、悔しい思いをしましたが、3カ月後の掛川・新茶でサブフォーを達成(3時間46分59秒)。
「記録が伸びるのが楽しくて大会に出続けるようになりました」
それから4年。薬剤師の仕事が土曜午前で終わるため、午後から出かけ、翌日は大会出走の繰り返し。
北海道など遠方の大会であれば月曜に休みを取り、観光地を巡ります。
「近場の大会は別として、一大会あたりの出費は最低でも5万円。地元の料理やお酒を楽しみたいので食費は削れません。なので、今年度の収支がマイナスになるのは確定しています」と笑顔で語ります。
自宅での取材中にも奈良マラソンの参加案内が届き「これだけ大会が続くと航空便、新幹線、ホテルの予約に抜けがないか分からなくなるんですよ」と言います。
年明け以降(2023年)も愛媛マラソン、びわ湖マラソン(新設大会)、さが桜マラソンなどに出場予定。
「やはり大会はいいですね。お祭りのような雰囲気を楽しみながらグランドスラム1000の称号も目指したいです」。
【関さんが2022年4月以降に出場したMCC・HMCC対象大会】
長野マラソン(4月17日・長野)・黒部名水マラソン(5月22日・富山)・函館マラソン(7月3日・北海道)・日本最北端わっかない平和マラソン(9月4日・北海道)・オホーツク網走マラソン(9月25日・北海道)・いわて盛岡シティマラソン(10月23日・岩手)・ぐんまマラソン(11月3日・群馬)
取材・文/吉田誠一
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