ランナーズonline

【ランニングは最高のアンチエイジング 40】42kmラン&ウォークで20年の80代夫婦

2022年11月18日

70代以上のランナーに「元気になが~く走る続けるための極意」を学ぶ第一弾。
熊本県のS・Aさん(85歳)と妻のM・Aさん(80歳)は、過去に20年間42kmを歩き、走り続けた夫婦としてギネス認定をうけています。

まだ勤めていた頃、自宅から職場までの往復12kmの道のりをランニングで13年間通ったS・Aさん。
一方、妻のM・Aさんも同じコースをウォーキングで17年間通い続けたことが、その後の基礎体力につながったと言います。

あるとき、ひざを傷めて走れなくなってしまった夫は、ウォーキングに切り替えて妻と一緒歩くようになりました。
10kmから徐々に増やして42km歩けるようになったら、いつしかもとのように走れるようになっていたと言います。
それからというもの、1週間に一度42kmを歩いたり走ったりするようになり、それを20年間続けたのです。

「ひざを故障してしまったときはつらかったけど…」
気持ちを切り替えてウォーキングすることで再び走れる身体に戻ったこと。
夫婦一緒に歩き続けるうち、いつしか妻も走れるようになり、78歳にして初フルを完走したこと。
夫婦で同じ趣味をもち、共通の話題も多くなって、駅伝やマラソンを見るのも楽しくなったことなど、思い返すといいことばかりでした。

レース出場は、普段会えないラン友に会えるのが楽しみだと言います。
そしてレース時の心得は「自分の前年の記録に挑戦すること」。
「年寄りの冷や水なんて言われるかもしれないけど、若い人には気力も体力も負けません。85年間生きてきていちばんよかったのは、走ってきたことだと思ってます」
フルマラソンは88歳まで、10kmは100歳まで走ることが目標だそうです。


※月刊ランナーズより抜粋




※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ9月号 7月22日発売!


短期連載「100日間でサブフォー達成!」

8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?


偉業! 昨年度の達成者は80人
60代サブスリーを諦めない

2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。

「苦しみの先にある栄光」

6月29日に第40回サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、昨年に続き30℃を超える過酷な条件の中、1,952人が完走(完走率58.4%)。フィニッシュ時のランナーの表情やコメントは、ほぼ全員が充実感にあふれていました。
40年間で37回連続完走(コロナ禍で3回中止)の越智利国さんの手記、古くから大会運営に携わる2人の町長が振り返るサロマの40年を、ランナーの表情と共にお届けします。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る