身体を支える体幹、および背骨は、長く走り続ける上で大切な「軸」となる部分です。
この軸がしっかりと安定していながら、柔軟性をそなえ、バランスがとれているかどうかを確認します。
ゆっくり腰から前屈してみたとき、手の指と床との距離をチェックしましょう。
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【判定】
〇 | 違和感なく指が床につく状態なら長く走るための軸(体幹)の柔軟性とバランスには問題はありません |
---|---|
× | いつもより床までの距離が長かったり、腰やハムストリングスに痛みやハリがある場合は、疲労による筋緊張がある状態です。 このままだと故障の原因になりやすく、体幹の動きも悪くなります |
長座の姿勢(座って両脚を前に伸ばした状態)が違和感なくできるかどうかをチェックします。
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【判定】
〇 | 左右の坐骨が床について、しっかりと体重が乗って座れる状態なら、骨盤が前傾しており体幹が使えている証拠です。 |
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× | 背中が丸まり、両ひざが曲がって座れない場合は骨盤が後傾していて体幹が使えていない証拠。腰からハムストリングスの筋肉が縮んでいることになります。 |
【これで改善】
◆体幹ストレッチ
ひざが曲がった状態で、上体を前に倒して両足首をつかみ、左右交互に足先を前に倒して伸ばします。
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※月刊ランナーズより抜粋
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