有明にある東京マラソン財団の自室で(写真/北川外志廣)
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10月に入りマラソンシーズンに突入しました。
10月16日(日)には、一般財団法人東京マラソン財団が主催する「東京レガシーハーフマラソン2022」が初開催されます。
今大会は東京2020オリンピックを機に高まったスポーツへの気運を末永く継承していくため、コースは国立競技場をスタート・フィニッシュとした東京2020パラリンピックのマラソンコースを活用したものです。
初開催の今大会、準備の中心を担っているのが「レースディレクター」です。
馴染みの薄かったその肩書きが知られるようになったのは、東京マラソンでオートバイに乗って集団をリードする姿が印象に残る早野忠昭さんの存在です。
現在発売のランナーズ11月号では、レガシーハーフ、東京マラソンのレースディレクターを務める早野忠昭さんにどんな職業かインタビューした記事を掲載しています。
今回はその一部を紹介します。
⇒ 東京レガシーハーフマラソン2022
――レースディレクターはどんな仕事か分かりやすく説明してください。
「東京マラソンの話になりますが、まずはプロデューサーですね。
エリート部門での強化が大切な仕事で、一般的にはスター選手を呼ぶとか、記録を出すとか、そういう評価かもしれませんが、多くのランナーにとって魅力のある舞台を作るのが仕事です。都市マラソンには3万人、5万人のランナーが走ります。それぞれの参加者が思い出深く、また走りたいと思えるレースにしたいわけです。魅力には様々あります。記録もそうでしょうが、コース、ホスピタリティー、給水などの施設、医療体制、様々な面のレベル向上が求められます。エリートレースはそうした様々な要素のメインにあって、格と質を求められます。全体のプランと細かな演出が大事になります。」
(聞き手/武田薫)
現在発売中のランナーズ11月号では今年の東京マラソンにキプチョゲ選手が出走するまでの経緯や今後の東京マラソンの展望などを掲載しています。
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さぁ、フルマラソン挑戦!
「30kmの壁」を突破する思考法
フルマラソン30km以降の失速を防ぐことは多くのランナーにとって永遠の課題。では、フルマラソンで失速しないランナーは何を考えてどんな行動をとっているのか。その理由を解明すべく、ランナーズ編集部はメールやSNSで「マラソンで失速しないランナー」にアンケートを実施しました。
失速しないランナーの分析に加え、スポーツ心理学研究者による失速対策法や運動生理学者による「失速しやすい条件」を解説。フルマラソンで快走したいランナーは必見です!
短期連載 100日間でサブフォー達成最終回
最終回の今号は「本番レース快走のために残り10日前から我慢すること×9」を解説します。
「直前まで練習を頑張りすぎる」「ドカ食いのカーボローディング」「宿泊先での長湯やサウナ」など、あてはまることはありませんか? サブフォー目標以外のランナーも参考になる内容です。
東京2025世界陸上競技選手権大会
ここが凄いぞ小林香菜選手!
東京2025世界陸上競技選手権大会が9月13日から21日に開催されました。
マラソンで女子の小林香菜選手(大塚製薬)が7位に入賞。小林選手は早稲田大学時代、「早稲田ホノルルマラソン完走会」というサークルに所属していました。サークル出身の元市民ランナーが世界陸上入賞にたどり着いた強さの裏側に迫ります。
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