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ランナーは「大好きなランニングをしているだけ」で、健康寿命を享受しやすくなると言われています。
地道なランニングの積み重ねは「健康長寿」貯金ということができます。
なぜランニングが健康長寿に効果的なのか?
「日本抗加齢医学会」に所属するランニングドクターのコメントをいただきました。
ランニングの運動効果には「用量反応関係」(やればやるほど健康になる)が実証されており、減量、脱生活習慣病、ガンや認知症予防などに有効です。
またブレインフィットネスにも有効で、10分だけのランニングで、脳の前頭前野や海馬に刺激を与え、気力を漲らせることができます。
たった10分ですよ。「忙しいから」と言っている場合じゃありませんよ。(一般内科兼産業医 S・Kさん 40歳)
身体的な生活習慣病の予防はもちろんですが、ランニングのリズム運動はセロトニン神経を活性化させ、気分を高揚させる作用があります。
また、レースなどでの目標達成によるドーパミン神経の活性作用は達成感や喜びを深め、ポジティブ心理学の観点から「精神的アンチエイジング」効果に着よするということができます。
(内科・心療内科医師 M・Mさん 53歳)
ランニングの効果は、まずは血行、筋肉量、代謝アップなどの身体的アンチエイジング。次に脚筋や体幹を含む上半身(姿勢強制)強化による見た目のアンチエイジングなどが挙げられます。
女性ランナーには、骨粗鬆症の予防効果なども見逃せません。そのほか、汗と一緒に老廃物を排出できたり、体温・代謝が上がることでの免疫力アップも期待することができます。
(婦人科医師 A・Iさん 54歳)
脂肪燃焼効果や血圧低下などはもちろん、お腹まわりの大きな筋肉である腸腰筋が鍛えられ、新陳代謝や血流が促進されます。
さらに腸の働きが活発になり、排便(主に筋力不足が原因の弛緩性便秘)がスムーズになります。
私自身走ることで、便秘や不眠とは無縁の生活になり、ランニング仲間も増えてメンタル面の充実、安定が図れました。
(消化器外科医師 T・Nさん 63歳)
国立がんセンターの予防研究グループが「生活が楽しいという実感を得ている人」は、そうでない人と比較して1.61倍も心臓や脳の病気になるリスクが減るとしています。
また運動によって幸せと感じるか否かを、カナダ公衆衛生局が研究したところ、身体を動かす人は「幸福である」と思える割合が高いことが分かっています。
(呼吸器内科医師 H・Hさん 47歳)
抗加齢医学には以下の6つの柱があります。
1.抗酸化(錆びない身体)
2.ホルモンを枯らさない
3.アンチメタボ(動脈硬化予防)
4.免疫力アップ(ガンになりにくい)
5.アンチ・ロコモティブシンドローム(自力で歩ける身体を維持する)
6.8020(80歳で20本の歯を残す)
このうち、抗酸化と8020以外はランニングでカバーできちゃいます。
(代謝・内分泌内科医師 A・Aさん 54歳)
※月刊ランナーズより抜粋
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