ランナーズonline

RUNNERS ONLINE

【ぽっこりお腹を凹ます!毎日のちょこっと筋トレ 13】「拮抗筋」を鍛えて姿勢にアプローチ!

2022年9月20日

「走っているのに、下っ腹の『ぽっこり』が戻らないのはなぜ?」…ランニングによって減量がうまくいっている人でも、なぜか「現状維持」されてしまいやすいゾーンが下っ腹。本来、有酸素運動によって身体全体の脂肪やウエストと一緒に凹んでいくはずなのに…! その解決法は、下っ腹を刺激する筋肉の使い方にあり。走る前後の5分程度でできる「ちょこっと筋トレ」で、お腹を凹ます筋肉を目覚めさせましょう!


PART13 ポイントは「拮抗筋」を一緒に凹ませる体幹強化トレーニング!

痩せても、健康診断オールAでも、なぜかお腹周りだけぽっこり……という人に共通して多いのが「姿勢が悪い」こと。

意識して姿勢を良くすることで、腹回りの筋肉が鍛えられ、基礎代謝もUPします。もちろん、体幹をうまく使って走ることもできるようになれば、ランのトレーニング効果への相乗的な効率アップも期待できるはず!

「ぽっこり」が気になるからと言って腹筋を始めても、「腹直筋」にだけ刺激が入っている状態では腹は凹みません。ほかの腹筋群とともに、拮抗筋、つまり腹とは逆の、背中と腰の筋肉も鍛える必要があるのです。「ぽっこり」を解消し、お腹周りに走れる「土台」を作るトレーニングをご紹介しましょう!


◎腹直筋、腹斜筋、腸腰筋を鍛えよう!

★ニー・トゥ・エルボー

<やり方>
1.両脚を幅広に開いて立ち、片腕を上げます。
2.背筋を伸ばしたまま、上げた腕のひじと逆側のひざを近づけます。
3.1~2の動きを10回繰り返します。左右それぞれ2~3セット行いましょう。

★ポイント
・全身の運動量が高いので、慣れないうちは少ない回数からスタートを!
・2の動きの際には背中を丸めないように注意しましょう。丸くなってしまう場合は、ひじとひざをつけることにこだわらなくてもOK。


イラスト/庄司猛




ランナーズ1月号 11月22日発売!


新提案! 年代とタイムで算出
あなたの「マラソン偏差値」はいくつ?

フルマラソンのタイムから年代・性別ごとに「マラソン偏差値」を算出! 男女別に各年代の偏差値70、65、60、55、50、45のタイムを一覧にして掲載しています。
「最近加齢で記録が低下してきた」という方のモチベーションアップに、年齢や性別が異なるランニング仲間との記録の比較として、ご活用ください。

「マラソン大会の応援」は人を元気にする!

ランナーズ編集部が実施したアンケートでは、大会でランナーを応援した1148人のうち88.1%の人が「元気度がとても上がった」もしくは「少し上がった」と答えました。
さらに「日常生活でよりアクティブになった」「精神的に前向きになった」と行動の変化を表す回答も。読めばマラソンの応援に行きたくなる本特集、ぜひご覧ください。

フルマラソンレース中の
「三大困った」(腹痛・脚つり・トイレ)を解決!

どんなに練習を積んでも、万全の準備をしても、なぜかトラブルが起こってしまうのがフルマラソンです。この特集では、多くのランナーが経験する「腹痛」「脚つり」「トイレ問題」に対し、コーチや専門家が事前の対策や当日の対処法を指南します。「トラブルなく快走したい」というランナー必見です!



本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。



「ランナーズonline」 一覧に戻る