![]() 2019年北海道マラソンのスタート(写真/釜本由起)
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8月28日(日)に真夏のフルマラソン「北海道マラソン」が3年ぶりに開催されます。
コースは今大会から、昨年8月に開催された「東京2020オリンピック」のマラソンコースをたどるように変更されています。
北海道マラソンだけでなく、今秋「3年ぶりにフルを走る」という方がいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方に注意してほしいのが、何といってもオーバーペース!
久々のレースの雰囲気で、気分が高揚しすぎる可能性があるからです。
現在発売中のランナーズ10月号では2014年10月号に掲載した「編集部オーバーペース座談会」「10kmのワナに要注意」の内容を再録(一部編集)。久々のレース前に要チェックしておきたい内容盛りだくさんです。
今回は「編集部オーバーペース座談会」の一部を紹介します。
A 以前、本誌表紙モデルを務めた鈴木莉紗さんが「情熱大陸の音楽を聴いてレースモードになる」というエピソードを紹介しましたけど、個人的には「レースモード」になるということは、必要以上に神経質になるリスクもあると考えます。自身の経験から学生時代のトラック種目と違い、フルマラソンではレースモードに入り過ぎて失敗することがよくあるな、と。
B 人によっては、その高揚感がむしろ「オーバーペース」の要因になるというケースも考えられるということだね。では、どのようにレースに臨んでいるの?
A 中学時代から変わらず、ユニフォームのシワをきれいにとって机の上に置き、丁寧にナンバーカードを付けながら心を整えます。昔からやっているから、最近使われるようになった「ゼッケン留め」ではダメ。安全ピンじゃないと、効き目が無いんです!
C 自分も出走取材の前日に似たことをやる。出走取材は失敗できないからね。集中しないとできない作業をやるってことがポイントかな。
B レース何時間前に起きて、何を食べて、何時間前に会場に入る。やはり「ルーティンワーク」は心を整えるためには大事だと思う。
A 川内優輝選手は大学時代、スタート何分前に何を飲むとかを事細かにメモしておいて、全部その通りにやっていたらしい。これもルーティンワークで自然に心を整えているということですよね。そして、その方法に万人の正解というものはなくて、自分に合うことを行うのが一番だと思います。
現在発売中のランナーズ10月号では座談会の全文を掲載しています。
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短期連載「100日間でサブフォー達成!」
8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?
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60代サブスリーを諦めない
2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。
「苦しみの先にある栄光」
6月29日に第40回サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、昨年に続き30℃を超える過酷な条件の中、1,952人が完走(完走率58.4%)。フィニッシュ時のランナーの表情やコメントは、ほぼ全員が充実感にあふれていました。
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