![]() (写真/塩川真悟)
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8月22日発売のランナーズ10月号では、地域の魅力を味わう旅ランを提案しています。
旅行や出張で、普段とは異なる風景を見ながら走る楽しさ。
車で観光地を回るのでは見えない、自然や文化に触れられることの魅力。
「走ろうにっぽん」のサイトでは47都道府県のお勧めのランニングコースを掲載しています。
今回は、47都道府県のコース選定に携わった若林順子さん(ラジオパーソナリティ)が綴る「旅ランの勧め」を紹介します。
日本各地で旅ランをして想う。普段、めったに朝ランしないのに、旅先では朝ランしたくなる! そんな経験はないだろうか? 今から6年前に「走ろうにっぽんプロジェクト」に関わらせていただいて、各都道府県のランナーの皆さんとその地域のコース10撰を選考した。訪れた都道府県は47中29。全く知らない土地の地図を広げながら、地元のランナーに人気のコースを教えてもらい、地図を片手にレッツラン!
「いつもこのコースを走れるなんて羨ましいなぁ」「いや、ここはきつすぎて無理!」などと思いながら、時間の許す限りひとりで気ままに走るのが楽しすぎた。
特に印象に残っている群馬県の富岡製糸場コースでは工場見学の団体さんに交ざってひとりランニングウエアで浮きまくり?(笑)、大地震の傷跡が残っていた熊本城など、あげだしたら切りがない。観光地や名所を巡りながら走るから時間がかかるけど、その分、感動も大きい。当時は月間走行距離が延びたおかげで10年ぶりにサブフォーができた! というおまけつき。ありがとう「走ろうにっぽん!」だ。
その経験から、出張や旅をするときは必ずランニングシューズを持参して、その土地を走って巡る習慣がついた。駅やホテルに着くと、まずウォーキングMAPを手に入れる。朝ランできる近場を探す。時間がある時はちょっと遠出も。移動手段がバスしかなく、しかも、そのバスが一日に2〜3便(?)なんていうところだと、走った方が早い。ランナーでよかった!って思う瞬間だ。
有名な観光地でなくても足で回ると狭い路地裏まで入り込めて思わず面白いお店を発見することもある。道に迷って地元の方に道を尋ねたら、その土地の方言にびっくり。え〜〜っと?首をかしげてみたり。優しさに感動したり。レースでその土地を走るのも観光ランのようで魅力があるけど、旅ランにはハプニングがつきものでゴールが読めない面白さが詰まっている。時間が無限大にあるわけではない場合はぜひ、「走ろうにっぽん」のコースを参考にしてほしい。
なんといっても地元ランナーお勧めコースだし、距離も高低差も分かるし、スタート地点までの行き方も書いてあり地元のMAPよりずっと詳しいはずだ、ランナーにとっては!
ランナーズ10月号では参考として熊本県のコースを紹介しています。
RUNNETショップでは、8月22日発売のランナーズ10月号を一般発売に先行して販売しています。
※こちらから記事検索ができます。
ランナーズ9月号 7月22日発売!
短期連載「100日間でサブフォー達成!」
8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?
偉業! 昨年度の達成者は80人
60代サブスリーを諦めない
2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。
「苦しみの先にある栄光」
6月29日に第40回サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、昨年に続き30℃を超える過酷な条件の中、1,952人が完走(完走率58.4%)。フィニッシュ時のランナーの表情やコメントは、ほぼ全員が充実感にあふれていました。
40年間で37回連続完走(コロナ禍で3回中止)の越智利国さんの手記、古くから大会運営に携わる2人の町長が振り返るサロマの40年を、ランナーの表情と共にお届けします。
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