![]() |
10年前、40歳を過ぎてランニングを再開したM・Yさん(53歳)は、レースで見ず知らずの自分を応援してくれる沿道の観衆や、サポートしてくれるボランティアの存在に感動。
これまで34大会に出場し、マラソンではサブフォーを達成し、ウルトラマラソンでも何度も完走を果たしています。
ところが、ある時期、記録が低迷し壁にぶつかることになります。
2015年のさいたま国際から3年間は、M・Yさんにとって4時間が切れない「悪夢の3年間」でした。
走行距離は落ちてないのになぜ? 自分自身の何かが変化しているから。そう感じ、ランニングクラブの練習会に参加するようになりました。
そこでコーチから指摘されたのは、加齢による筋力低下でした。
「レースに出続けていなければ、気づくことができませんでした」
これをきっかけに腸腰筋や腹筋などの筋トレを毎日行うようになり、2018年のさいたま国際では久しぶりにサブフォーに返り咲くことができました。
このときは、途中で胃の調子が悪くなり「まだいけるか? もう少しペースを落とそうか」と自問自答を繰り返したと言います。
「レース中は自分の身体に100%集中し、対話することができます。普通に生活するだけでは得られない、ある意味とても贅沢な時間です」
「50歳を過ぎて何をそんなきついことを、と思うこともありますが、人生の第4コーナーを回っているからこそ、自分はまだやれる、ということを証明したいんです」
そのひとつがフルマラソン3時間30分切り。30kmレースの結果から、コーチから可能性ありと言われているそう。
そしてもうひとつが、サロマ湖100kmウルトラマラソンの100kmの部を10回以上完走した者に与えられる称号「サロマンブルー」を達成して、ゴール地点の北見市常呂町スポーツセンターに自分の足型を飾ることと言います。
「まさに自分が生きた証です。もし達成できたら、自分の死後、家族にはお墓ではなく、ここにお参りに来てほしいですね(笑)」
※こちらから記事検索ができます。
ランナーズ8月号 6月20日発売!
ハーフマラソン1歳刻みランキング発表!
あなたは中間タイム(男性1時間57分、女性2時間13分)より速い?
2024年4月~2025年3月に開催されたハーフマラソンの完走記録データを集計した「2024年度ハーフマラソン1歳刻みランキング」を月刊ランナーズ8月号で発表しました。
年齢ごと上位100位の名前とタイム、各大会の完走人数や中間タイムなどを掲載しています。ぜひご覧ください。
レース攻略法&札幌ガイド
「北海道マラソンを楽しみ尽くす!」
月に開催されるフルマラソン「北海道マラソン」。夏のレースに挑戦するランナーに向けた「事前の準備」や「当日の攻略法」「打ち上げにピッタリのお店」など、レースの前後を含めて楽しみ尽くすための情報をまとめました。
今、ハーフマラソンが熱い!
ハーフマラソンランキングとあわせ、もっとハーフマラソンを楽しむための特集として対象125大会を特徴別に分類した「大会ガイド」や「ハーフを極めてフルが速くなるためのトレーニング法」「タイムの価値が分かる!? ハーフマラソン偏差値」も掲載。ハーフマラソンを満喫するための1冊となっています。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。
※こちらから記事検索ができます。