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「走っても痩せない」という場合、どうしても現状よりトレーニング量を増やそうとしますが、走る時間をさらに捻出するのは難しいものです。
そんな場合、日常生活での活動量を増やすことで解決できるかもしれません。
運動以外の日常生活での活動量をNEATと言います。
1日の消費カロリーの内訳では、NEATは2番目に多く、もっと注目し、これを高めることを意識すべきです。
S・Nさん(男性・43歳)は、自己ベストである3時間30分切りを目指して、練習量を増やし月間300km走ったのに、まったく体重が減らなかったそうです。
もうこれ以上走る量は増やせないため、普段の生活の中の活動量、NEATを増やすことにしました。
S・Nさんが実行したのは以下の2点です。
●日常生活の移動をスロージョグや速歩に
通勤時や飲み会に向かうときなど、普段の移動をなるべくスロージョグや速歩きにする。
●上下移動は階段を使う
普段エレベーターやエスカレーターを使っていた部分は、階段を昇降する。
移動のスロージョグは小走り程度ものです。ランニングウエアに着替えて走る通勤ランと違い、普段着のままできるのでハードルが低く、思い立ったらすぐできる気軽さがあります。
またS・Nさんの場合、自宅が9階、職場は14階ということもあり、階段昇降が消費カロリー向上にかなり貢献していました。
職場では、頻繁に別フロアに移動することもあり、ある日の記録では、普段の日より約800kcal多くカロリーを消費していました。
これは計算上では、9日間続くと体脂肪1kg分減ることに相当します。
NEATを増やすことがいかに重要かがわかると思います。
※月刊ランナーズより抜粋
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