ランナーズonline

史上2人目の女性還暦サブスリーランナー誕生「毎週日曜は起伏コースで30~50kmジョギング」

2022年5月06日
「練習不足」と言いながらも堂々の走りを見せた(10020番が吉光さん)写真/小野口健太
「練習不足」と言いながらも堂々の走りを見せた(10020番が吉光さん)写真/小野口健太

発売中のランナーズ6月号では3月13日に開催された「名古屋ウィメンズマラソン2022」を8ページにわたって掲載。87歳で完走、史上2人目の還暦サブスリー、産後2カ月半で出場など、それぞれのチャレンジを行ったランナーたちを紹介しています。
今回はその中から史上2人目の女性還暦サブスリーとなった吉光和恵さん(岡山・60歳)を紹介します。


走り始めたのは50歳。52歳で挑んだ初マラソンで3時間17分12秒

これまで60代女性でサブスリーを達成したのは世界で弓削田眞理子さん(63歳)ただひとりでしたが、このレース1週間前に60歳になった吉光和恵さんが、その弓削田さんと競り合いながら2時間58分26秒でゴールしました。史上2人目の女性還暦サブスリーランナーの誕生です。
吉光さんは岡山県で学習塾の教室長を務めていたため(3月いっぱいで定年退職)年明けは受験シーズンで繫忙期。
「走行距離はいつもより少ない月400kmでしたが、休日にスピード走とロング走を繰り返しました。数年前から目標にしていた『60歳でもサブスリー』が達成できてうれしいです」
走り始めたのは50歳。体重が減らないことに悩んでいる時、ランナーである娘に勧められたことがキッカケでした。実業団天満屋が開いているランニング教室に通い始め52歳で挑んだ初マラソンで3時間17分12秒(2015京都)。周囲から「サブスリーできる」と言われて記録を狙うようになると、翌年11月のおかやまマラソンで2時間56分2秒をマークしました(初サブスリー)。
「もともと自分に対して自信が持てない性格だったのですが、マラソンで結果を残すことで誇らしい気持ちが持てるようになりました。サブスリーを継続するために毎週日曜朝7時から30~50kmのジョギングをアップダウンのある公園などで続けています」


発売中のランナーズ6月号では 吉光さんにとって大きな刺激となっている弓削田さんの存在についても掲載しています。


※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ8月号 6月20日発売!


ハーフマラソン1歳刻みランキング発表!
あなたは中間タイム(男性1時間57分、女性2時間13分)より速い?

2024年4月~2025年3月に開催されたハーフマラソンの完走記録データを集計した「2024年度ハーフマラソン1歳刻みランキング」を月刊ランナーズ8月号で発表しました。
年齢ごと上位100位の名前とタイム、各大会の完走人数や中間タイムなどを掲載しています。ぜひご覧ください。


レース攻略法&札幌ガイド
「北海道マラソンを楽しみ尽くす!」

月に開催されるフルマラソン「北海道マラソン」。夏のレースに挑戦するランナーに向けた「事前の準備」や「当日の攻略法」「打ち上げにピッタリのお店」など、レースの前後を含めて楽しみ尽くすための情報をまとめました。

今、ハーフマラソンが熱い!

ハーフマラソンランキングとあわせ、もっとハーフマラソンを楽しむための特集として対象125大会を特徴別に分類した「大会ガイド」や「ハーフを極めてフルが速くなるためのトレーニング法」「タイムの価値が分かる!? ハーフマラソン偏差値」も掲載。ハーフマラソンを満喫するための1冊となっています。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る