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30代でも自己ベストを更新し続け「まだまだ行ける感じがする」という山口さん
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4月24日、岐阜県の長良川沿いや市街地を走るぎふ清流ハーフマラソンが開催されました。実業団選手や大学生など多くの強豪選手が参加するこのレースで、男女とも日本人トップとなったのは実業団に所属しない「市民ランナー」でした。
(男子は1時間2分21秒で10位だった中村高洋さん(38歳)、女子は1時間9分50秒で3位の山口遥さん(34歳))
女子日本人トップの山口さんは毎日朝と午前中に走っている主婦ランナー。玉川大学で陸上部に所属したものの駅伝メンバー入りはできず、卒業後はクラブチームのAC・KITAに所属。2010年の初マラソンは3時間0分13秒だったところから、毎週末30~40km走を行うなど月800~900km走って走力を伸ばし、2020年の大阪国際女子マラソンでは2時間26分35秒をマークしています。
今回の結果については、「ここ最近、練習やレースも含めてあまり良い内容で走れていなかったので不安がありましたが、今回は(引っ張ってくれた)周りの男性ランナーに助けられ、1人にならずに走ることができました。そのお陰で気持ちに余裕があったので景色も楽しめました。久々に後半まで粘るレースができ、目標の自己ベスト更新を果たすことができて縁起の良い大会になりました」と話していました。
今後の目標はパリ五輪代表選考会のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権獲得という山口さん。現在発売中のランナーズ6月号では、山口さんの詳しい経歴やトレーニング、指導する安田享平コーチのインタビューを掲載しています。
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