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長時間の有酸素運動であるランニングは、酸素と栄養素、老廃物を血液によって猛烈に運び続けるスポーツです。
ランナーは血管年齢が若いと言われるのもそのためです。
脂質や血栓が血管内に付着することで血管が狭く硬くなると、動脈硬化や脳梗塞といった病気につながります。
これはまさに血管年齢が高い状態と言えます。
ランニングをすると血液の凝固を防ぐ酵素である「プラスミン」が活性化します。
一方で、血栓をつくりやすくして動脈を硬化させる「PAI-1」という悪いホルモンがありますが、習慣的に走り続けると、この「PAI-1」が減少していきます。
日々のランニングは、血液をサラサラにしながら血管を若返らせる運動なのです。
身体の末端の筋肉でも、走ることで新しい毛細血管がどんどん新生していきます。
そして酸素や栄養素、脂肪燃焼を促進するホルモンが身体の隅々に運ばれるようになることで、太りにくい身体になっていきます。
肥満の予防は、動脈硬化を予防して、血管の若さを保つことにもつながるというわけです。
※月刊ランナーズより抜粋
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