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フルにもハーフにもない、10kmレースだからこそ味わえる醍醐味と楽しみ方とは・・・。
この楽しさを十分味わうことで、走りの幅を広げ走力をアップすることができます。
●普段より軽いシューズをはける!
10kmレースは距離が短いため、後半、脚に大きな負担がかかる心配もないため、普段よりも上級者向けモデルのシューズを試してみるのがお勧め。
軽くて反発性のあるシューズをはくことで、今までに感じたことのない接地の感覚を得られ、より速いスピードを体験できるはず。
これがきっかけで走るスピードの幅が広がっていくことにもつながります。
●予想以上に速いタイムで走れる!
レースの場合、高揚感が生まれ、競う相手もいるため普段よりペースが上がりやすいもの。
それによってスピードの限界を引き出せれば、自分が想像している以上のポテンシャルがあることに気づくことができます。
これは10kmのトレーニングでも、ハーフやフルのレースでも体験できません。
●フォームを意識するとスピードが上がる!
レース途中のスピードアップやスピードの維持のために意識したいのは「腕振り」。
腕と脚は連動して動くため、腕のリズムが落ちなければ、脚の回転も落ちることはありません。
具体的にはヒジの角度を90°以下にして前後に強く振るのがコツです。
後半苦しくなってからは特に意識したい点です。
●ラストスパートをかけられる!
距離が10kmだと体内のエネルギーが極端に減ることがないため、最後に「この日の最速スピード」を発揮して終わらせれば充実感も増します。
残り1kmを切って「いける!」と感じるところからギアチェンジ。
このとき上記のようにフォームを意識するとスピードを上げやすくなります。
そしてスパート中は、ポジティブなことを考えるとスピードがより上がりやすくなります。
●闘争心を駆り立てられる!
10kmレースでは、フルマラソンのようにペースを守ることに終始する必要はありません。
レース中は競うランナーがいるため「前に追いつこう」「抜こう」「抜かれないぞ」というように、闘争心に身を任せて走ってみましょう。
普段以上のスピードで走れて驚くことも少なくありません。またそれが走力向上につながっていきます。
●現状の走力を把握できる
10kmは身体に大きな負担がかからない持久性運動で、レース中に大きなアクシデントが起きにくいので、現状の走力を測るのに適しています。
10kmレースの記録はフルマラソンの記録と相関するため、フルマラソン前は「走り込み」の成果を確認することも可能です。
※月刊ランナーズより抜粋
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