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10kmのレースは、フルマラソンへの通過点として、ビギナーの頃に出場しただけ。そんな人も多いのでは?
「短い距離のレースはすぐ終わってしまうのがもったいない」という人もいるかもしれません。しかしすぐに終わるから気軽に出られ、短いからこそ、思い切りスピードを上げて走れます。
10kmを思い切り走れば、心肺機能と筋肉に高い負荷がかかります。その結果、ラクにスピードが発揮できるようになります。基本的なスピードが上がると、フルマラソンでも、レースペースに対して余裕が生まれるため、30km以降の体力を温存させられます。10kmレースでフルマラソンのための強化ができるのです。
10kmレースは仮にオーバーペースで苦しくなっても、1回ペースダウンすれば体力は回復するため、再度スピードアップすることが可能です。
なので、ハーフやフルと違って、失敗を恐れず、あれこれ計算せず、心と身体を解放して思い切り走ることができます。
またそんな中でこそ、いろいろな気づきが生まれ、それが次のレースやトレーニングにつながっていきます。
より深いランニングの魅力を味わい、ランナーとしての心と身体に向き合うために、10kmレースを楽しんでみませんか?
このシリーズでは、10kmレースの楽しみ方や、スピードを強化する方法を紹介していきます。
※月刊ランナーズより抜粋
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偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。
「苦しみの先にある栄光」
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