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10kmのレースは、フルマラソンへの通過点として、ビギナーの頃に出場しただけ。そんな人も多いのでは?
「短い距離のレースはすぐ終わってしまうのがもったいない」という人もいるかもしれません。しかしすぐに終わるから気軽に出られ、短いからこそ、思い切りスピードを上げて走れます。
10kmを思い切り走れば、心肺機能と筋肉に高い負荷がかかります。その結果、ラクにスピードが発揮できるようになります。基本的なスピードが上がると、フルマラソンでも、レースペースに対して余裕が生まれるため、30km以降の体力を温存させられます。10kmレースでフルマラソンのための強化ができるのです。
10kmレースは仮にオーバーペースで苦しくなっても、1回ペースダウンすれば体力は回復するため、再度スピードアップすることが可能です。
なので、ハーフやフルと違って、失敗を恐れず、あれこれ計算せず、心と身体を解放して思い切り走ることができます。
またそんな中でこそ、いろいろな気づきが生まれ、それが次のレースやトレーニングにつながっていきます。
より深いランニングの魅力を味わい、ランナーとしての心と身体に向き合うために、10kmレースを楽しんでみませんか?
このシリーズでは、10kmレースの楽しみ方や、スピードを強化する方法を紹介していきます。
※月刊ランナーズより抜粋
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練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」
1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。
春から実践! 速くなるダイエット×15
タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!
【特別インタビュー2本立て】
早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。
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