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月間1464kmを走り込んだ煎餅店店主が考案「ランナー煎餅パック」

2022年3月17日

栃木県佐野市にある煎餅店【味の花まる】。
店主の青木浩史さん(51歳)は昨年6月の月間走り込みで1464kmを走り、1位になったランナーです(右は夫人の美奈さん・51歳)。
青木さんが販売し始めたのが「ランナー煎餅パック」(通信販売あり)。
レース前はもちろん、TATTAを使った走り込み中のエネルギー補給にもお勧めです。


写真/軍記ひろし
写真/軍記ひろし

TATTAでランニング人生が一変した

栃木県藤岡町に生まれ、高校卒業後は証券会社に入社しました。
「毎日毎日飛び込み営業を繰り返し、100件に1件話を聞いてくれればいい方でした。なかなかうまくいきませんでしたが、度胸はついたと思います」転機となったのは24歳の時。
当時交際していた煎餅店の一人娘、美奈さんと結婚することになったことでした。
5月に証券会社を退職した翌月に結婚式を挙げ、店の「跡取り」となりました。それまで勤務していた証券会社とは全く違う業種。当時は「配送や品出しの手伝いのようなことしかできなかった」といいます。そんな中で始めたのが新商品の開発でした。「地元の煎餅店は老舗が多く、『昔ながらのしょうゆ煎餅』をつくり続けることが美徳という考えがあるんです。でも、私は異業種から来たので怖いもの知らず。『地元の名物になるお菓子をつくりたい。それには佐野市の有名なものと組み合わせればいいのでは?』と考えました」佐野厄除け大師に協力してもらった「厄除けだるま煎」を皮切りに、地域の名物である佐野ラーメンの味を取り入れた「佐野ラーメン煎」、地元のソースメーカー2社とコラボした「ソース煎」「ソースおかき」といった製品を生み出しました。

ランニングを始めたのは結婚してしばらくしてから。
「やっぱりタイムが縮まるとうれしいですし、嫌なことがあっても走れば頭がスッキリします。私が所属する佐野狂人会のメンバーはほとんどがサブスリーなので、自分もそのレベルに少しでも近づきたい、と考えるようになったのです」

現在発売中の4月号ではinチーム「歩かず完走の会」の岩山海渡コーチ(天理大学講師)がこの「ランナー煎餅パック(激辛一味煎&はちみつ揚げ煎)」の栄養価値を分析した結果を掲載しています。


写真/小野口健太
写真/小野口健太

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練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」

1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。


春から実践! 速くなるダイエット×15

タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!

【特別インタビュー2本立て】

早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。



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