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入浴すると疲労が抜ける、と思いがちです。入浴自体が身体に対して熱というストレスを与えているわけで、それはある意味、身体へのダメージということになります。
そのため、疲労をとるためには、入浴とその後の睡眠をセットに考えなければなりません。
疲労をしっかりととるには、質の良い深い睡眠が必要です。
スムーズに入眠するには、入浴によっていったん上がった体温が下がる必要があります。
手足から外に熱が逃げていくことで深部体温が下がっていき、脳温も下がって眠りに入るのです。
就寝直前の入浴では深部体温が下がり切らず寝付きを悪くしてしまう場合があるため、就寝の2~3時間前の入浴が理想といわれています。
入浴で生活リズムにメリハリをつけ、眠れる環境を整える。
HSP(ヒートショックプロテイン)を利用するだけでなく(HSPの利用の仕方についてはこちら)、しっかりと眠ることが日々快適に走れる強い身体の源になります。
トレーニング効果を上げるためにも、「入浴+睡眠」を疲労回復の基本として重視する必要があります。
※月刊ランナーズより抜粋
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