少しでも目標達成に近づきたいランナーのための、レース直前まで実践できる「知恵」と「工夫」と「付け焼き刃トレーニング」をご紹介する本シリーズ。
今回は、レース1週間前でもできる「3STEP腕振り習得術」から、速いペースでも腕振りの感覚を養う「腕振り40分間走」を伝授します!
「いつもよりちょっと速い腕振りの感覚」を身体に覚えこませるトレーニングです。
◎こんな効果アリ!
速いペースでも腕振りを意識できるようになり、レース当日にフォームを意識する余裕が生まれる!
![]() イラスト/庄司猛
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★やり方
①30分間はレースペースよりもやや速く走る。そのレースペースに近い走りの中で、自分の腕振りを意識するようにして。
②ラスト10分間はレースペースよりも速く走る(全力の8割程度、レースペースより1kmあたり10~20秒速く)。速く走ったときの腕振りの感覚を身体に覚えこませ、レース当日にレースペースがゆっくり感じるようにする。
⇒⇒普段のトレーニングでは感じたことのない「もう一段階速い場合」の推進力を身体が知ることで、レースでラクに走れるようになるはず!
次回は「股関節周りの筋肉への刺激入れ」についてご紹介します!
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練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」
1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。
春から実践! 速くなるダイエット×15
タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!
【特別インタビュー2本立て】
早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。
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