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アメリカの91歳女性がホノルルマラソン完走

2022年2月17日
10時間38分59秒で完走した
10時間38分59秒で完走した

「一番の幸せは、外を走りながら〝Hello〟と手を振り合うこと」

昨年12月12日(日)にホノルルマラソンが2年ぶりにリアルで開催され、フルマラソン、10Kラン&ウォークに合わせて約1万人が参加しました。その中で、91歳女性のマテア・アランスミスさんが完走。メールインタビューの内容を掲載します。

 私は47歳で走り始めて以来、ランニングがライフスタイルの一部になっています。医師として61歳まで働き、6人の子どもがいます。これまでに22回フルマラソンを走りました。年間を通して週6日、合わせて35マイル走ることがルーティンになっています。今もひとりで走っていますよ。明るい色のランニングウエアを着て外を走ることを楽しんでいます。
 私はフルマラソンを走れないと思ったことがありません。だから走り続けているのです。特にホノルルマラソンが大好きで、仲間や世界中から参加するランナー(たくさんの日本人も含めて)と一緒にエキサイトするのが楽しいのです。ランナーたちはみな互いに刺激し合ってポジティブで、沿道は応援やボランティアの人たちであふれている。やめられるわけがないでしょう!
 どんな天気でも、どんな気分でも、週に6日間エクササイズをすることが私の元気の秘訣です。ペースや距離はその日によって変わっても、ランニングシューズをはいて、外に出ることが大切。そして、何かできないことがあっても、年齢を言い訳にはしません。ロードに出て走り、行きあう人たちと手を振って“Hello”と言い合い、社会と関わり合っているときが一番幸せです。コースの景色や音を楽しむのです。ほとんど毎日外に出て何時間も過ごすことが、私にフルマラソンを走る自信と体力を与えてくれるのです

ランナーズ3月号にはオーストラリアに住む56kmのトレランレースを走る82歳のレースディレクターなど世界のすごいランナーが登場しています。


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短期連載「100日間でサブフォー達成!」

8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?


偉業! 昨年度の達成者は80人
60代サブスリーを諦めない

2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。

「苦しみの先にある栄光」

6月29日に第40回サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、昨年に続き30℃を超える過酷な条件の中、1,952人が完走(完走率58.4%)。フィニッシュ時のランナーの表情やコメントは、ほぼ全員が充実感にあふれていました。
40年間で37回連続完走(コロナ禍で3回中止)の越智利国さんの手記、古くから大会運営に携わる2人の町長が振り返るサロマの40年を、ランナーの表情と共にお届けします。



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