![]() ゴール後の山中教授 写真/塩川真悟
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2月11日(金・祝)に「ランナーズフルマラソンチャレンジ2022 in 大阪」が淀川河川公園 西中島地区野球場を拠点とする10km周回コースで開催されました(主催:クラブR2西日本)。
同大会は日本陸連公認コースで、「2021フルマラソン1歳刻みランキング」対象大会。制限時間は4時間です。
規模縮小になった別府大分マラソンにエントリーしていながらも出場できなかったランナーも多く参加しました。
当日は晴天に恵まれ、完走382人中サブスリーをしたのが180人、サブスリー率47%というハイレベルなレースとなりました。
2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥さん(59歳・京都大学iPS細胞研究所所長・教授)も出走し、タイムは 3時間23分8秒。レース後のインタビューでは以下のように語ってくれました。
「コロナ前もコロナ後も変わらず、月間300kmほどをコンスタントに走っているのですが、マラソンにエントリーしてからは30km走を行ったり、オンラインの『ひとりフルマラソン』に出場することで漫然と走ることがなくなり、気合が入りました。今日は自己ベスト(2020年の京都マラソンで出した3時間22分34秒)更新を目指していました。35kmまでは順調だったのですが、そこからキツくなってしまい、40秒ほどベストタイムに届きませんでした。それでも38kmからペースを立て直すことができたので、手応えを感じています。点数にすると70点ぐらいですかね(笑)」
今後の目標については、
「フルマラソンでの自己ベスト更新の挑戦はこれからも続けていきたいと思っています。実は私『ランナーズ』の愛読者なんです。間もなく60歳ですから、年齢との闘いになることは分かっていますが、自分と同世代のランナーのサブスリー達成の記事や年齢別の世界記録を更新されている弓削田眞理子さんの記事などを読むと、自分もまだまだやれるぞ!という気持ちが湧いてきて、いつも励まされています。今日は私の周りには集団が出来なかったので、最初から最後まで1人で走ったのですが、次は3時間15分のペースランナーに付いていけるぐらい頑張ります」
山中教授のインタビュー、大会の様子は(少し先になってしまいますが)ランナーズ5月号(3月22日発売)で詳報します。
![]() 力走する山中教授
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![]() 「ランナーズフルマラソンチャレンジ」は事前に準備したMy給水を置くことができる
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![]() スタート
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ランナーズ6月号 4月22日発売!
練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」
1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。
春から実践! 速くなるダイエット×15
タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!
【特別インタビュー2本立て】
早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。
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