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オランダの71歳がロッテルダムマラソンで2時間55分20秒!!

2022年2月14日
71歳の力強い走姿!
71歳の力強い走姿!

ランナーズ3月号では4名の「世界のすごいランナー」が登場しています。そのうちのひとり、オランダの71歳のヨー・シューンブローツさんは昨年10月24日(日)に開催されたロッテルダムマラソン(オランダ)で2時間55分20秒をマークしました。メールインタビューの内容を掲載します。

実はロッテルダムの4週間前にマースマラソン(9月19日・ベルギー)を走り、2時間56分36秒を出していました。これが70代になってから初めてのフルマラソンでした。結果的にこのレースが良いロングランとなり、(ロッテルダムで)2時間55分20秒を出すことができました。
私は36歳で走り始め、43歳の時に初めてサブスリーをしました。自己ベストは54歳の時に出した2時間41分1秒です。サブスリーはこれまでに73回しています。
この2年間はあらゆるレースが中止になったので、「70歳を過ぎてどれだけの距離を走れるか?」のチャレンジを行ってきました。1月は724km、2月は699km、3月は800km走りました。その後の月間走行距離も500~600kmです。この走り込みが、サブスリーにつながったと自負しています。
私はシステムエンジニアとして48年勤めた後に退職し、今はオランダのマーストリヒトという町に住んでいます。普段は地元の丘を走ることが多いです。練習メニューやスケジュールは特に決めません。その日の感覚で走ります。スピード養成のためにファルトレク(※)トレーニングをよく取り入れています。日頃から若いランナーと一緒に走っていることが、走力を保つ秘訣でしょうか。自分の経験を若いランナーたちに還元することで私自身が若くいられるとも思っています。
サブスリーは多くのランナーにとって究極のチャレンジだと思います。達成するためには多くの我慢とトレーニングが求められます。自分の身体と向き合い、忍耐強く、自分自身を信じることが大切です。走るのに年齢は関係ありません。日本のランナーの皆さん、自分のランニングを楽しみましょう!

※速いペースとゆっくりのペースを繰り返しながら不整地や丘陵、アップダウンのあるコースを走るトレーニング



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さぁ、フルマラソン挑戦!
「30kmの壁」を突破する思考法

フルマラソン30km以降の失速を防ぐことは多くのランナーにとって永遠の課題。では、フルマラソンで失速しないランナーは何を考えてどんな行動をとっているのか。その理由を解明すべく、ランナーズ編集部はメールやSNSで「マラソンで失速しないランナー」にアンケートを実施しました。
失速しないランナーの分析に加え、スポーツ心理学研究者による失速対策法や運動生理学者による「失速しやすい条件」を解説。フルマラソンで快走したいランナーは必見です!

短期連載 100日間でサブフォー達成最終回

最終回の今号は「本番レース快走のために残り10日前から我慢すること×9」を解説します。
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東京2025世界陸上競技選手権大会
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東京2025世界陸上競技選手権大会が9月13日から21日に開催されました。
マラソンで女子の小林香菜選手(大塚製薬)が7位に入賞。小林選手は早稲田大学時代、「早稲田ホノルルマラソン完走会」というサークルに所属していました。サークル出身の元市民ランナーが世界陸上入賞にたどり着いた強さの裏側に迫ります。



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