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30km走を行う目的のひとつ「脂質代謝促進」のトレーニングとして、まず朝食前のペース走を紹介しましょう。
「朝ラン」は、体内のグリコーゲンが少ない空腹状態で効率的に脂質代謝を刺激できるため、短時間で高いトレーニング効果があります。
実際、朝食前にトレーニングを行うことで、血糖値のキープ能力も向上することが分かっています。
マラソン後半の低血糖によるペースダウンを最小限にくい止める効果も期待できるのです。
朝や朝食前はペースを上げにくいので、フルマラソンのレースペースよりキロ1分から1分30秒程度遅いペースでの「20kmゆるペース走」に取り組んでみてください。
少し物足りなく感じても、慣れるまではイーブンペースで構いません。
効果を最大限得るため、給水はノンカロリーの水などにし、給食は控えます。
余裕をもってこなせるようになったら、下に紹介する20kmビルドアップにチャレンジしてみてください。
【スタート】
起床後すぐにはペースアップが難しいため、「レースペース+1分~1分30秒」(余裕をもったペース)で走り始める。
【~10km地点】
「10km地点でレースペース」を目安に、徐々にビルドアップしていく。
【10km地点~20km地点】
レースペースを維持する疾走区間。フルマラソン30km以降の状態により近い低血糖状態を疑似体験できる。
※月刊ランナーズより抜粋
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