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ラストスパート! プレートを持っているのは主催の長副紘樹さん(写真/軍記ひろし)
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2月6日(日)に大分市高崎山・うみたまご前をスタートする別府大分マラソン(通称:別大)が開催。例年はフルマラソン3時間30分以内が出場資格の本大会ですが、今年はコロナウイルス流行の影響で規模が縮小され、2時間30分以内のランナーおよび大分県内在住者、ブラインドランナー限定での開催となりました。その影響で出られなくなったランナーたちが自主イベント「俺たちの別大マラソン」を開催しました。
東京・世田谷区の駒沢オリンピック公園で午前9時30分から行われた「俺たちの別大マラソン」には約70人が参加。この日は毎週末に30km走を行っている練習会をアレンジし、10人がフルマラソンに挑戦しました。参加ランナーのうち約20人が別大に参加予定で、別大の参加賞Tシャツやナンバーカードを着けたランナーも見られました。
1周2.14kmの園内コースで、目標タイムごとに3時間10分、3時間、2時間50分、2時間45分、2時間40分、2時間35分、2時間30分と7つのウェーブでスタート。タイムは各自計測、給水はチームメンバーが渡していました。
フルマラソンに挑戦したランナーは、「いいペース!」「まだ行けるぞ!」と30kmで走り終えた参加メンバーからの声援を受けて走り、12時を過ぎたころから続々フィニッシュ。合計で10人がフルマラソンを完走しました。
この日参加した高見瑞樹さん(37歳・神奈川)は「別大のナンバーカードを胸に着けて、『今日は別大を走っているんだ』と思いながら走りました。30kmを超えてからきつかったですが、仲間のペースメイク、応援のおかげでタイムは自己ベストを7分更新する2時間38分11秒。自己ベストを更新できました!」と語りました。
矢島和樹さん(32歳・東京)は「別大には2年連続で出られていません。その悔しさをバネに走り込んできて、今日は2時間34分35秒で2年前に出した自己ベストを11分更新。目標にしていた40分切りができました。今後は大阪マラソン、ランナーズフルマラソンチャレンジにエントリーしているので、公認レースでも記録更新を目指します!」と充実感を滲ませました。
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別大の代わりに開催された自主イベントはランナーズ4月号(2月22日発売)にて掲載します。
3時間10分で走るチーム
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別大を想ってナンバーカードを着用して走る
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