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体重の「セットポイント説」という言葉をご存じですか?
体重が常に一定になるよう、脳が食欲やエネルギー代謝をコントロールしているという説です。
なので、年末年始に急激に太る「正月太り」も、時間をかけさえすれば、いつか自然に元に戻っていくはずです。
ただ、レースが迫っているなど早く身体を戻したいランナーは、前回紹介したような「ハーフマラソンペース」で、週末2日間で一気に戻すのが手っ取り早い方法です。
とはいえ、「いきなりペース走は無理」という人もいるでしょう。
そんな場合は、一気に解決とはいきませんが、「スロージョグ」と「スクワット」を取り入れてみましょう。
ウォーキングとランニングでは、まったく同じ速度であっても、ランニングのほうが酸素摂取量が多く、エネルギー消費を促進するというデータがあります。
ですから、どんなに身体がなまっていても「まずはウォーキングから」とは考えず、超スローペースでいいので走ったほうがダイエット効果は高くなります。
年末年始、お酒を飲む機会が多かったならなおさら、内臓の血流を促進し、コンディションを整えるという意味でも、スロージョグが効果的です。
ランニングフォームを意識しながら取り組めば、今後の走り込みや、レースを意識したトレーニングにもスムーズに入っていけるでしょう。
またテレビを見ながらでもいいので、スクワットにも取り組んでみてください。
これは筋力強化が目的ではなく、身体の大きな筋肉に刺激を入れることで、基礎代謝アップのスイッチを入れるのが狙いです。
余力があれば、腹筋や背筋などのトレーニングも組み合わせるとベターです。
●スクワット
ひざの角度が90°になるまで腰を落とす。猫背にならないよう注意しながらリズミカルに20回×2セット
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※月刊ランナーズより抜粋
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