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正月太りのような短期間での増量は「糖質の摂取過多」と「水分の増量」がほとんどです。
ですから解消法は「糖質を燃焼させ、水分を体外に追い出すこと」になります。
糖質を燃焼させるにはLT(乳酸性作業閾値)ペース(フルマラソンのレースペースに相当)以上に運動強度を上げることが効果的です。
アドレナリンなどのホルモン分泌が促されるペースでもあるので、運動終了後も燃焼効果がより高まるのもメリットです。
そこで「ハーフマラソンのペース」を目安としたトレーニングをお勧めします。
ただ、1日1回のランニングで集中的に発汗すると、汗の出を抑えるホルモンが分泌されてしまうため、朝、昼、夜の分割走がいいでしょう。
負荷をかける回数を増やすことで、結果的に一日のエネルギー消費・水分排出の総量を増やすこともできます。
年末年始後で、まだ本調子でないことを加味すると、効果が高く実践しやすい方法といえるでしょう。
週末を使って「正月ため込んだ糖質と水分は、2日間で一気に落とす!」という意気込みがポイントです。
たとえ効果がすぐ出なくても、集中して頑張ることで「体重を減らす」方向へ、身体のバランスが傾き、その後の減量につながるはずです。
ハーフマラソンのレースペースで「朝」「昼」「夕」3回走る
※1回の走行時間は30~40分程度
※3回が無理な場合は45~60分で「朝」「夕」2回走る
※1日の合計走行時間が90~120分になるようにする
※ハーフマラソンのペースが厳しい場合は、フルマラソンペースより少し速いペースで頑張る
ゆっくりペースのジョグを60分
※スローペースで身体を動かすことで利尿効果を促進
余剰水分を排出し、体内の水分バランスを正月前の状態に近づける
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