2021年もランナーとともに歩んだ『月刊ランナーズ』。ランナーズ誌上を賑わせた記事とともに、この1年を振り返ってみました!
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3月14日(日)、昨年の中止を経て、2年ぶりとなる「名古屋ウィメンズマラソン」が開催されました。年明けに緊急事態宣言が発出されたこともあり、11000人(通常の半分)を予定していた参加者は、最終的にリアルレース4,704人、オンラインレース約5000人、という構成に。沿道では声を出さずメッセージボードでエールを送る応援者の姿も多く、参加者からは「久々に大会の熱気が感じられ26000円という参加費の価値があった」という声も! 全国から多くのマラソン大会関係者も視察に訪れた今大会。「『今、走らなければならない人』は必ずいる」というレースディレクター岡村徹也さんの言葉が響きました。
大会が開催されるようになってきたことで、コロナ期間を経た記録UPの報告が届くように。名古屋ウィメンズに出場し自己ベストを出したランニング親善大使・『TeamR2』メンバーの女性からは、「時間を有効活用できるコロナでの変化はチャンスでしかない」「ひとりで走る楽しさを覚えた」などの手ごたえが。「静岡・大井川Trial Marathon」で目標の再サブフォーに近づく好記録だった坂口健司さん(62歳)さんは、コロナ発生で職場ランニングクラブを設立したことが励みになったと語ってくれました。
新型コロナウイルスの影響により大会中止が相次ぎ「オンラインレース」が世界中に広まったこの1年のマラソン界。「リアル大会のライブ中継を動画配信予定です」(オホーツク網走マラソン)「昨年好評だったオンライン大会の価値も重視してリアル大会と併催したい」(金沢マラソン)など、新たな試みを計画しながら、大会の在り方や意義を模索する主催者たちの声を紹介しました。
2月28日~3月10日にアラスカで開催された560kmレース「アイディタロッド・トレイル・インビテーショナル」を完走した北田雄夫さんによる、コロナ禍の1年間とアラスカでのレースの模様の寄稿を掲載。211時間31分でフィニッシュ(完走率48%)を果たしたしたその行程は、雪上で22kgのソリを引き、汗は瞬時に凍る、遭難したら自己責任という究極の世界。これからもどんな困難があろうとも挑み続ける、という氏の「本当に空がカーテンのようだった」というオーロラの美しい写真が、その感動を分けてくれました。
※次回は7月号(2021年5月22日発売)を振り返ってみます!
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ランナーズ9月号 7月22日発売!
短期連載「100日間でサブフォー達成!」
8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?
偉業! 昨年度の達成者は80人
60代サブスリーを諦めない
2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。
「苦しみの先にある栄光」
6月29日に第40回サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、昨年に続き30℃を超える過酷な条件の中、1,952人が完走(完走率58.4%)。フィニッシュ時のランナーの表情やコメントは、ほぼ全員が充実感にあふれていました。
40年間で37回連続完走(コロナ禍で3回中止)の越智利国さんの手記、古くから大会運営に携わる2人の町長が振り返るサロマの40年を、ランナーの表情と共にお届けします。
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