2021年もランナーとともに歩んだ『月刊ランナーズ』。ランナーズ誌上を賑わせた記事とともに、この1年を振り返ってみました!
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60代でただひとり参加した弓削田眞理子さんが60~64歳のマスターズ世界記録を4秒以上更新。強さの秘密は、教諭として勤務し指導する高校生たちとの、そしてコロナ禍でもひとりで続けた猛練習や1kmインターバル走の反復によって作られた身体能力。2年前の全日本マラソンランキングの「男子62歳1位」より速い記録という快挙を達成しました。
![]() (写真/北川外志廣)
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無観客、そして本番2週間前に発表となった2.8kmの周回コース。昨年474人だった選手は70人に。ペース走の練習会のようだったという参加選手の声が聞かれたのが象徴するように、緊急事態宣言下において異例尽くしの開催となりました。
新型コロナウイルスの影響で在宅ワークを余儀なくされるランナーも増加。通勤がなく活動量が減ってしまった状況をなんとかすべく、「筋トレ推進隊」のコーチ陣が筋トレ三昧生活への提案をしてくれました。仕事の合間にもできるイチオシは、お尻や腿の筋肉に刺激を入れられるトレーニング「腰より高く脚を上げて『四股』を踏む」こと。続ければしっかり身体が変わります!
大会への遠征などが難しい状況だからこそ、日々の「地元」でのランニングの楽しみ方にスポットが当たりました。地元の魅力を再発見するラン、近所の坂を制するラン、銭湯巡りラン……コロナ禍だからこその発想でテーマを持って地元でのランニングを楽しむスタイルは、まだまだ盛り上がりそうです。
コロナ禍により世界中で一般化した「オンラインマラソン」。世界のオンラインマラソンを20レース走ったという内田桂子さんは、その開催国関連の施設やお店を目的地にしてみたり、レース当日はその国の料理を食べるなど、「海外気分」を満喫する工夫の達人! イマジネーション次第で海外ラン気分が味わえることを教えてくれました。
★次回は5月号(2021年3月22日発売)を振り返ってみます!
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ランナーズ6月号 4月22日発売!
練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」
1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。
春から実践! 速くなるダイエット×15
タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!
【特別インタビュー2本立て】
早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。
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