舞台は「トラック」ですが大会名は関東高校「駅伝」です
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11月20日(土)に栃木県宇都宮市の「カンセキスタジアムとちぎ」で関東高等学校駅伝競走大会が開催されました。
同大会には関東地区の一都七県(東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、茨木、山梨、栃木)から各県・都予選の上位6校(計48校)が出場しました。
男子高校駅伝は通常、7区間でフルマラソンの距離をタスキリレーしますが、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からタスキリレーを行わない、トラックレースでの開催となりました。具体的には「1万m」「3000m」「8000m」「8000m」「3000m」「5000m」「5000m」のトラックレースの各校合計タイムで順位が競われました(7組の合計距離が4万2000m=42km)。
優勝は千葉県の市立船橋高校で、7人の合計タイムは2時間3分35秒92。2位は八千代松陰高校、3位は流経大柏高校と、千葉勢が1~3位を独占しました。
3位に入った流経大柏高校の徳永孝太コーチ(32歳)は「コロナ禍の高校生ランナー事情」についてこう語ります。
「千葉県高校駅伝は通常のロードで開催されましたが、今回(関東高校駅伝)はトラックでの無観客レース。静かな競技場の中を高校生が全力で走る特殊な雰囲気でした。高校生の大会は今年になって問題なく開催されていますが、大半が無観客なので、父兄は我が子の走りを見ることができていません」
一日も早く、たくさんの関係者が大声で応援できる中を高校生が思い切り走れる日が帰ってくることを、望むばかりです。
写真提供/流経大柏高校陸上部
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高校生はこの笑顔!(流経大柏の生徒たち。女子は25位)
| 1位 | 市立船橋(千葉) | 2:03:35.92 |
|---|---|---|
| 2位 | 八千代松陰(千葉) | 2:04:08.75 |
| 3位 | 流経大柏(千葉) | 2:04:44.40 |
| 1位 | 順天(東京) | 1:09:18.86 |
|---|---|---|
| 2位 | 白鵬女(神奈川) | 1:09:46.55 |
| 3位 | 成田(千葉) | 1:10:14.69 |
※女子は5区間でハーフマラソンの距離をタスキリレーすることに見立て、「6000m」「4000m」「3000m」「3000m」「5000m」の5組のトラックレースの合計タイムで順位を競った(5組の合計距離が2万1000m=21km)。
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