ランナーズonline

関東高校駅伝は「トラック」で開催! コロナ禍の高校生ランナー

2021年11月22日
舞台は「トラック」ですが大会名は関東高校「駅伝」です
舞台は「トラック」ですが大会名は関東高校「駅伝」です

11月20日(土)に栃木県宇都宮市の「カンセキスタジアムとちぎ」で関東高等学校駅伝競走大会が開催されました。
同大会には関東地区の一都七県(東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、茨木、山梨、栃木)から各県・都予選の上位6校(計48校)が出場しました。

男子高校駅伝は通常、7区間でフルマラソンの距離をタスキリレーしますが、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からタスキリレーを行わない、トラックレースでの開催となりました。具体的には「1万m」「3000m」「8000m」「8000m」「3000m」「5000m」「5000m」のトラックレースの各校合計タイムで順位が競われました(7組の合計距離が4万2000m=42km)。

優勝は千葉県の市立船橋高校で、7人の合計タイムは2時間3分35秒92。2位は八千代松陰高校、3位は流経大柏高校と、千葉勢が1~3位を独占しました。

3位に入った流経大柏高校の徳永孝太コーチ(32歳)は「コロナ禍の高校生ランナー事情」についてこう語ります。
「千葉県高校駅伝は通常のロードで開催されましたが、今回(関東高校駅伝)はトラックでの無観客レース。静かな競技場の中を高校生が全力で走る特殊な雰囲気でした。高校生の大会は今年になって問題なく開催されていますが、大半が無観客なので、父兄は我が子の走りを見ることができていません」

一日も早く、たくさんの関係者が大声で応援できる中を高校生が思い切り走れる日が帰ってくることを、望むばかりです。

写真提供/流経大柏高校陸上部


高校生はこの笑顔!(流経大柏の生徒たち。女子は25位)


第74回関東高等学校男子駅伝競走大会・第30回関東高等学校女子駅伝競走大会

男子結果

1位市立船橋(千葉)2:03:35.92
2位八千代松陰(千葉)2:04:08.75
3位流経大柏(千葉)2:04:44.40

女子結果

1位順天(東京)1:09:18.86
2位白鵬女(神奈川)1:09:46.55
3位成田(千葉)1:10:14.69

※女子は5区間でハーフマラソンの距離をタスキリレーすることに見立て、「6000m」「4000m」「3000m」「3000m」「5000m」の5組のトラックレースの合計タイムで順位を競った(5組の合計距離が2万1000m=21km)。

※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ11月号 9月22日発売!


100km→200kmでフルが30分速くなる
月間200kmの底力

ランニングアプリ「TATTA」ユーザー4748人のデータを分析して判明したのは、月間100kmから200kmに増やすとフルマラソンのタイムが30分速くなる! そして月間200km走破者の89.7%がサブフォー、66.4%がサブ3.5をしていました。
実践者の到達法を参考に、あなたも月間200km走破を目指してみませんか?

短期連載 100日間でサブフォー達成!
61~90日目の目標は「ハーフマラソンを徹底攻略」

今秋のフルマラソンに向け「100日間でサブフォー達成」を目指す企画。今号は「61~90日目の頑張りトレーニング」を解説します。
走るショップ店員がお勧めする「サブフォー達成シューズ」も必見です。

現代日本では必須!
「暑い秋」のレース対策

今や10月、11月でも晴れた日は20℃以上になることも珍しくなく、秋のレースでも暑さ対策は必須。本特集では、北海道大学陸上競技部の瀧澤一騎監督、マラソン完走クラブの中田崇志コーチらが指導や自身の経験をもとに「暑いレースでも当日快走するためのテクニック」を伝授します。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る