ランナーズonline
RUNNERS ONLINE
![]() 写真/小野口健太
|
冬場のレースを前に、そろそろ実戦的なペースを意識したロング走を始めたいという方も多いでしょう。
たとえばフルマラソン出場を目指しているなら、レースの1ヵ月ほど前に、30km走などを行う人も多いと思います。
それに加えてぜひ取り入れたいのは、2~3時間程度のLSDです。
LSDとは「ロング・スロー・ディスタンス」というその名のとおり、ゆっくりとしたペースで長く走るトレーニングです。
いつもより走行距離を延ばすと、どうしても疲労が蓄積し、フォームも乱れがちになります。
そんなときにLSDを行うことで、自分の動きを見直しながら、もう一度土台となるスタミナをつけることができます。
また、年齢を重ねると疲労が抜けにくくなり、故障を招いたり、いったん故障すると回復が遅れたりするもの。
そんな方にとっても、ゆっくり長く走るLSDを加えることで、疲労をためずにスタミナをつけることができるのです。
・延ばす距離は20~25%を目安に
レースを見据えた走り込み期のトレーニングとはいえ、あまり急激に量を増やすと故障する危険性が増します。
月間の走行距離は普段の20~25%増し程度を目安にしましょう。
・レースよりややゆっくりペースで
レースを意識して走る「30km走」などは、1kmあたり「レースペース+20~30秒」にするとよいでしょう。
前半ゆとりをもち、後半上げるような走り方がおすすめ。
・地力をつけるためLSDを行う日を設ける
2~3時間ゆっくり走ることで、疲労をためずに後半もばてない脚をつくってくれます。1ヵ月で1~2回を目安に行う。
※月刊ランナーズより抜粋
※こちらから記事検索ができます。
ランナーズ4月号 2月20日発売!
48歳を超えても初サブスリーはできる!!
本誌で昨年、初サブスリー達成者にアンケートを行ったところ、50人中20人が48歳以上でサブスリーを達成。今号では48~65歳で初サブスリーを果たした14人を紹介しています。全員に共通していたのは信念を持って徹底的に走り込んでいることでした。
知らない人は損してます
ポジティブ脳で走れば30kmの壁は突破できる!!
レース本番まであと1週間。できるトレーニングはやった。あとは体調を整えて当日を迎え、スタートするだけ。……と思っている方、ちょっと待ってください。まだタイムを縮めるためにできることがあります。それは「脳」をポジティブな状態にすることです。
本特集では、走る脳科学者の本田学さんと新澤英典コーチ、ウルトラランナーの小谷修平さんによるセミナーの内容と、「脳を活かした快走テクニック×11」を紹介します。
走って輝く人生100年時代
96歳、走る 奥山新太郎さん(神奈川県)
1月12日のいぶすき菜の花マラソンを8時間37分26秒で走り切ったのは神奈川県横浜市在住の奥山新太郎さん(96歳)。レース前には「走る」と「歩く」を繰り返す30km走を2回行ったといいます。96歳にしてなぜこれだけの走力、その源となる熱量があるのか、インタビューしました。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。
※こちらから記事検索ができます。