ランナーズonline

RUNNERS ONLINE

12年振りに本誌表紙モデル 西谷綾子さん「上京した頃の夢はファッションモデルでした」

2021年10月21日
写真/小野口健太
写真/小野口健太

本誌12月号で12年振りに表紙モデルを務めた西谷綾子さんは昨年12月に男児を出産。走り始めたきっかけについて手記を寄せてくれました。


20歳の時にモデルの仕事に憧れて鳥取県から上京しました。しかし、私の体型はどっしりとしてモデル向きではない、とにかくマネキンのように痩せるしかない、と思っていました。食事制限を中心に「痩せる」と言われていることをいろいろと試しました。その結果、身長165cm、体重42kg。マネキンのようなホッソリした体型になりましたが、尋常じゃないほどの冷え性、むくみ、生理不順に陥り、表情に活気がない、とあらゆる人から指摘を受けました。広告モデルなどのオーディションは不合格の連続でした。
自分が誰にも負けない武器は? と模索する日々。思い至ったのが小学3年生の時から10年間バスケに打ち込み、インターハイやウインターカップを経験したことでした。「スポーツを通して何かがしたい」。取り柄だった健康を取り戻すためにランニングを始めた矢先にいただいた仕事が「ランナーズ」の表紙モデルでした。ただ走るポーズを取っているだけでは、読者の方に申し訳ない。読者の方々が挑戦するレースを体感しようと、ランナーズを読みながら本格的なトレーニングを開始したのが、今から13年前です。2009年9月の「いすみ健康マラソン」でレースデビュー、それから4カ月後の勝田全国マラソンを3時間40分40秒で走りました。
2010年には高橋尚子さんが総監督を務める企業の企画「team10」のメンバーに選出され、シドニーマラソンでは目標に掲げた3時間30分を切ることができました(3時間27分38秒)。その後、ファイテン、グリコ(パワープロダクション)、ニューバランスと契約。上京した時の夢だったファッションモデルにはなれませんでしたが、スポーツウェアや企業のモデルになることができました。

西谷さんは2019年に結婚、そして昨年12月に男児を出産しました。産後の限られた時間の中で追い込むスピード練習も行っています。西谷さんの手記は本日発売の12月号に全文掲載しています。

ランナーズ1月号 11月22日発売!


新提案! 年代とタイムで算出
あなたの「マラソン偏差値」はいくつ?

フルマラソンのタイムから年代・性別ごとに「マラソン偏差値」を算出! 男女別に各年代の偏差値70、65、60、55、50、45のタイムを一覧にして掲載しています。
「最近加齢で記録が低下してきた」という方のモチベーションアップに、年齢や性別が異なるランニング仲間との記録の比較として、ご活用ください。

「マラソン大会の応援」は人を元気にする!

ランナーズ編集部が実施したアンケートでは、大会でランナーを応援した1148人のうち88.1%の人が「元気度がとても上がった」もしくは「少し上がった」と答えました。
さらに「日常生活でよりアクティブになった」「精神的に前向きになった」と行動の変化を表す回答も。読めばマラソンの応援に行きたくなる本特集、ぜひご覧ください。

フルマラソンレース中の
「三大困った」(腹痛・脚つり・トイレ)を解決!

どんなに練習を積んでも、万全の準備をしても、なぜかトラブルが起こってしまうのがフルマラソンです。この特集では、多くのランナーが経験する「腹痛」「脚つり」「トイレ問題」に対し、コーチや専門家が事前の対策や当日の対処法を指南します。「トラブルなく快走したい」というランナー必見です!



本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。



「ランナーズonline」 一覧に戻る