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次のフルマラソンは本気で「3時間30分切り」「サブフォー」を目指しませんか?

2021年9月22日
写真/菊池陽一郎
写真/菊池陽一郎

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このサービスは「サブスリーの会」「330の会」「サブフォーの会」「歩かず完走の会」「厚底シューズをはきこなす会」「ランニングダイエットの会」のうち、入会したチームのコーチから毎週月曜に目標達成のためのチャレンジ(課題)が送られてくるというもの。さらに同じ目標を持つ仲間同士でのチーム間「交流」をすることが可能です!


週1回のハードな練習に取り組むことは生活や生き方を充実させる

今回は「330の会」を担当する木下裕美子コーチと「サブフォーの会」を担当する大角重人コーチの理論を紹介、「毎週ちょっぴりハードな練習を提案します」と語ります。

編集部 マラソンで3時間30分切りやサブフォーをするためにポイントとなること、そして「ランナーズ+inチーム」ではどのようなトレーニングを提案してくれるのでしょうか?

木下 ジョギングをするだけで3時間30分切りやサブフォーをする方もいますが「より上のレベルに行きたい」「最近記録が頭打ちになっている」「以前は(3時間30分切りやサブフォーが)できたけど今はできない」という方が達成するためには、今までよりもハードなトレーニングを行うことで、身体に強い刺激を入れることが必要となります。

大角 別の言い方をすると、ジョギングしか行っていない人は、「走行距離を延ばす」以外に走力向上の方法がありません。しかしスピード走に取り組めば、練習量を増やさなくても記録を伸ばすことができますし、「走行距離」と「スピードアップ」の両方に取り組めば、大幅な記録更新につながる可能性もあります。そのため「330の会」「サブフォーの会」では、ひとりでも取り組みやすいスピード走を中心に、筋トレやロング走も提案していきます。

木下 スピード走と聞くと「すごくハード!」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。「普段のジョギングより頑張るけど、全力まで追い込むわけではない」という練習が、継続しやすく、効果的だからです。そのあたりの「練習のコツ」をお伝えできればと思っています。

大角 もうひとつ押さえておきたいのは、普段よりも意識的に「ゆっくり走ること」も大事だということです。たとえばキロ4分台前半からキロ7分台まで様々なペースで走る「経験」を身体に植え付けておくことで、レース中に「ここでペースアップしたらバテてしまう」「残り5kmであれば失速せずにゴールできる」といった勘を働かせることができるのです。そのため「330の会」「サブフォーの会」の会員さんには「今回は敢えてゆっくり走ってくださいね」という提案もするつもりです。

木下 私がオンライン指導する方はスピード走に取り組み始めてから、「明日は練習を頑張る日だから、消化吸収の良い食事をとろう」「睡眠時間を確保するために、仕事を効率的に終わらせよう」といった意識が働くようになった、と話していました。週1回ハードな練習に取り組むことは、生活や生き方を充実させることではないでしょうか。

大角 これは「330の会」「サブフォーの会」に限ったことではないですが、「ランナーズ+inチーム」の会員さんは、掲示版でメンバー間交流ができるのも良いですよね。たとえば1km×3本というインターバル走を失速することなく走り切れた方が、どのようなことを意識していたのかを知ることができると、勉強になる。大会がない今は毎週の「目標達成チャレンジ」をミニイベントのように位置付けて実践するのも、良いのではないでしょうか。


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