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東京オリンピック代表の田中希実選手、陸上に打ち込むきっかけは「海外に行きたい(?)」

2021年7月29日
田中選手はランナー一家の長女!
田中選手はランナー一家の長女!

東京オリンピックの陸上競技が7月30日から始まり、初日の長距離種目では男子3000m障害、女子5000m予選、男子1万m決勝が行われます。女子5000mには先日1500mの日本記録を更新した田中希実選手が出場。田中選手の母、千洋さんは北海道マラソンで優勝経験があり、また日本で初めて出産後に2時間30分を切ったランナーです。田中選手が昨年7月に3000mの日本記録を樹立した際、ランナーズに手記を寄せてくれました。

私は中学から陸上競技を始めました。希実が2歳だった2002年の名古屋国際女子マラソンで、2時間29分30秒で走ることができました。2006年からはランニングイベントや練習会を開催するようになり、子どもたち(希実さん、次女希空さん)も一緒にランナーのサポートを楽しんでいました。たくさんの市民ランナーの方々との出会いがあり、楽しく練習できるようになったおかげで、私は多くの市民マラソンで優勝。海外マラソンに派遣していただきました。当時小学生だった希実は本が好きで、本に出てくる国のマラソンに私が参加していることを知り、「自分も将来、陸上で頑張って色んな国の大会にでてみたい」と思ったようです。2011年~12年には私がゴールドコーストマラソンに出場した際に希実も同行し、キッズの部(2kmと4km)で優勝。海外で走る楽しさを体感したようです。今は希実も大舞台で走るようになりました。私はどのレースでも希実自身が納得できる走りができて、すっきりとした顔をしてくれたらホッとします。


手記全文は2020年10月号に掲載しています。「ランナーズ+メンバーズ」では過去10年分のランナーズがデジタル版で読み放題です。お申込みは↓から!


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練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」

1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。


春から実践! 速くなるダイエット×15

タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!

【特別インタビュー2本立て】

早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。



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