![]() ランナーズ1986年12月号で特集した第1回サロマ湖100kmウルトラマラソン(プレ大会)のレポート記事
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毎年6月の最終日曜日に開催している「サロマ湖100kmウルトラマラソン」は新型コロナウイルスの影響で2年連続の中止。今年は6月27日(日)からオンライン大会を開催しています(エントリーは締め切り)。
当大会が誕生するキッカケは今から36年前、当社代表の橋本治朗と下条由紀子が宮古島トライアスロンで見た1枚のポスターでした。
1976年に『ランナーズ』を創刊(前年に株式会社ランナーズを創業)、その2年後に
「ホノルルマラソンツアー」を敢行しました。80年代、「フルマラソンのタイムを更新するのは、年齢的に厳しい」という声が少なからず聞こえてくるようになり、「フルマラソンの記録」とは異なる目標=レースが、ランニングの世界を広げていくためには必要ではないか? と考えていました。
ちょうどその頃ホノルルに行きました。海で何かが行われている……。日本ではまだ知られていない「トライアスロン」でした。翌年、大会を取材すると、ほどなくして「東急」の担当者が弊社を訪ねてきました。「沖縄の宮古島に新しいホテルを作る。日本最南端のフルマラソン公認コースがあるから、そこで大会を開催したい」と言います。う~ん、関東のランナーはホノルルに行くだろう……お見せしたのが、ハワイで開催された「トライアスロン」の様子を収めたビデオでした。
1985年4月、第1回「宮古島トライアスロン」が開催されました(NHKが生中継)。我々も取材のため宮古島へ。大会オフィシャルホテルの「宮古島東急リゾート」に入ると偶然目に入ったのが、空撮された「サロマ湖」の写真でした。海に両側を挟まれた緑深い森、というよりその森が海に向かって突き進んでいくようなイメージでした。「外国のような風景、ここでマラソン大会ができたらいいですねぇ」そんなことを言ったと思います。すると東急の担当者は「現地に一度行ってみますか?」。ポスターが紹介していたのは、同じ経営のサロマ湖東急リゾートだったのです。(続きはランナーズ8月号へ)
現在発売中のランナーズ8月号では、1986年9月に開催された第1回大会(プレ大会)は「ポスターを見てから5カ月間で準備」「大会前日に正式な道路使用許可がでた(!?)」など、開催に向けたさらなる秘話を掲載しています。来年の大会開催を願いながら、「サロマ」に思いを馳せてみませんか?
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万国共通「走る力は生きる力」
3月2日に開催された東京マラソンは約3万7000人が出走し、海外からの参加者は約1万7000人。2月24日の大阪マラソンには約3万2000人が参加し、海外からのエントリーは約6000人。世界各国のランナーにあなたにとっての「走る力は生きる力」をインタビューしてわかったことは、言葉や文化が異なっても、ランニングを通じて前向きな人生を切り開いていることは万国共通、ということでした。
40年連続サブスリー達成者に川内優輝がインタビュー
今年2月の別府大分マラソンを2時間59分27秒でフィニッシュし、40年連続サブスリーを達成した日吉一郎さん(当時59歳)に、マラソン2時間20分以内で100回以上走破し、ギネス記録保持者である川内優輝選手がインタビュー。「なぜこれほど長い間継続できたのか」を聞きました。
世界のレジェンドたちに聞いた!
加齢に打ち克つ究極の「My Training」
年齢を重ねても走り続けるレジェンドランナーたちはどのようにして衰えを克服し、マラソンで高いパフォーマンスを維持しているのでしょうか。今号に登場するレジェンドたちの「マイトレーニング」を紹介します。
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