![]() 第97回箱根駅伝で東京・大手町からスタートする21チームの選手たち
|
1月3日(日)13時過ぎ、例年であれば二重三重の人垣ができる読売新聞本社前に日本テレビの実況中継だけが鳴り響く――。
第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(以下、箱根駅伝)は沿道での応援自粛が呼びかけられ、各中継所は無観客で開催された。
昨年春の緊急事態宣言中には陸上部の寮を一時解散して選手全員が実家に帰省したり、夏合宿を行うことができなかった大学もあった。
学生アスリートが異例づくしの競技生活を送る中で迎えた今年の大会を制したのは駒沢大学だった。10区で3分以上の差を逆転し、13年振りの総合優勝。大八木弘明監督(62歳)が「若い力で挑んだ」と語った10区間の構成は1年生3人、2年生3人、3年生3人、4年生1人である。
大八木監督はレース後の記者会見ではこう語った。
「箱根駅伝を経験した4年生もいたが、ケガで悩んでいた。来年も見据えて若い力を試したいと思い、4年生と下級生が同じ調子であれば下級生を(メンバーに)起用した。温情で4年生を起用したこともあったが、情で失敗したこともある」
13年振りの優勝については、
「優勝できない時期は(自身の指導法は)古い考え方なのか? 選手との接し方をどうするのか? と模索した。年とともに身体が動かくなくなって練習を自転車で追走するのをやめた時期もあった。ただ今年の4月からは朝練習もずっと自転車でついた。そういうものが子ども(選手)たちに伝わったのかもしれない」
![]() 最終10区で3分19秒差をひっくり返してゴールテープを切る駒大・石川拓慎選手(3年)
|
※このレースの記事が掲載されるのは「月刊ランナーズ2021年3月号」。また、「ランナーズ+メンバーズ」ではこの号も含め、過去10年分のランナーズがデジタル版で読み放題です。お申し込みは↓から!
年会費7800円 ランナーズ+(プラス)メンバーズ始動!
※こちらから記事検索ができます。
ランナーズ11月号 9月22日発売!
100km→200kmでフルが30分速くなる
月間200kmの底力
ランニングアプリ「TATTA」ユーザー4748人のデータを分析して判明したのは、月間100kmから200kmに増やすとフルマラソンのタイムが30分速くなる! そして月間200km走破者の89.7%がサブフォー、66.4%がサブ3.5をしていました。
実践者の到達法を参考に、あなたも月間200km走破を目指してみませんか?
短期連載 100日間でサブフォー達成!
61~90日目の目標は「ハーフマラソンを徹底攻略」
今秋のフルマラソンに向け「100日間でサブフォー達成」を目指す企画。今号は「61~90日目の頑張りトレーニング」を解説します。
走るショップ店員がお勧めする「サブフォー達成シューズ」も必見です。
現代日本では必須!
「暑い秋」のレース対策
今や10月、11月でも晴れた日は20℃以上になることも珍しくなく、秋のレースでも暑さ対策は必須。本特集では、北海道大学陸上競技部の瀧澤一騎監督、マラソン完走クラブの中田崇志コーチらが指導や自身の経験をもとに「暑いレースでも当日快走するためのテクニック」を伝授します。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。
※こちらから記事検索ができます。