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ふだんのランニングではなるべく荷物を持たないようにしているという人も多いでしょう。しかし、たとえば通勤ランなどでは、ある程度の荷物をバッグパックなどで背負って走るのが定番スタイルになっている場合もあるかもしれません。
たとえば、キロ5分15秒でのランニングを「重りなし」で走った場合と、「重り7kgを背負って」走った場合とで走った後の酸素摂取量を測定してみると、重りを背負った場合の酸素摂取量は何も背負わないで走るキロ4分45秒走よりも高くなり、スピードを上げなくても心肺機能に負荷をかけられることが分かっています。
とくに、筋力が自然と低下してくる50代からのランナーにとって、「重りラン」は心肺機能を高めてくれるおすすめの練習法なのです。
実践する場合、いきなり7kgの荷物を背負う必要はありません。無理なく1~2kgから始めましょう。自分が走っていて気持ちよく感じられる範囲で、段階的に重さを増やしていくと良いでしょう。
実施するのは週に1回でもOK。気分が乗らないときは無理をしないことが大切です。
慣れてくると足首に250gの重りを装着するなどして、さらに筋力を鍛えることもできるでしょう。レースに出場する際「重りなし」で走れば、その開放感がやみつきになるかもしれません。
※月刊ランナーズより抜粋
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