ランナーズonline

改めて注目! 通勤ランがおすすめな理由

2020年11月11日

日々忙しい働き盛りの市民ランナーにとって、通勤ランはメリットの宝庫。通勤の時間を利用してストレス解消&トレーニング効果を高めることができる一石二鳥の練習法です。

まずなんと言っても、通勤ランではストレス減が期待できます。とくに都会のランナーにとって、満員電車のわずらわしさとは無縁の至福の時間となるでしょう。

無心で走る時間を出勤前に作ることで、日頃のストレスを汗とともにさっぱり流し、フレッシュな気持ちで1日のスタートを切ることができます。仕事の後の帰宅ランでも、1日の終わりに考えや感情を整理するリセットタイムになるでしょう。

また、通勤ランには着替えなどの荷物も必要。荷物がなるべく少なくなるよう工夫しているランナーもいるかもしれませんが、背負う荷物による「高負荷の重りラン」のメリットにも注目したいものです。

たとえ走るペースはゆっくりでも、背中にある程度の重さの荷物を背負って走った場合、背負わずに走った場合よりも酸素摂取量の値が高まることが実験の結果分かっています(実験では7㎏のリュックを使用)。この高負荷ランを習慣として続けることで、自然と「粘れる」身体作りのトレーニングができることになるでしょう。

そして朝といえば実践したいのが、空腹状態を利用したランニングです。空腹状態にある朝は、もっとも脂肪が燃えやすい状態と言われます。同じジョグ程度の運動を1時間する場合、朝食前と朝食後では食べる前のほうが多く脂肪が燃焼することがわかっています。走ってから朝食、の段取りにするだけでダイエット効果を高めることができるのです。

感染防止対策のため、公共の乗り物に乗る機会を減らしたいというニーズも増しています。改めて通勤ランの良さに注目し、実践してみませんか?

※月刊ランナーズ2017年10月号より抜粋





月刊ランナーズ1年分の定期購読に加え、過去10年分のデジタル版読み放題、
会員限定「ハウツー動画」閲覧など、お得なサービス盛りだくさん




※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ11月号 9月22日発売!


100km→200kmでフルが30分速くなる
月間200kmの底力

ランニングアプリ「TATTA」ユーザー4748人のデータを分析して判明したのは、月間100kmから200kmに増やすとフルマラソンのタイムが30分速くなる! そして月間200km走破者の89.7%がサブフォー、66.4%がサブ3.5をしていました。
実践者の到達法を参考に、あなたも月間200km走破を目指してみませんか?

短期連載 100日間でサブフォー達成!
61~90日目の目標は「ハーフマラソンを徹底攻略」

今秋のフルマラソンに向け「100日間でサブフォー達成」を目指す企画。今号は「61~90日目の頑張りトレーニング」を解説します。
走るショップ店員がお勧めする「サブフォー達成シューズ」も必見です。

現代日本では必須!
「暑い秋」のレース対策

今や10月、11月でも晴れた日は20℃以上になることも珍しくなく、秋のレースでも暑さ対策は必須。本特集では、北海道大学陸上競技部の瀧澤一騎監督、マラソン完走クラブの中田崇志コーチらが指導や自身の経験をもとに「暑いレースでも当日快走するためのテクニック」を伝授します。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る