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ジョギングは「目印」の活用でうまく楽しむ!

2020年11月06日

いつものジョギングが単調になっている、距離を延ばしたいけど今ひとつモチベーションを上げるのが難しい、そんなふうに感じているランナーにおすすめなのは「目印」を活用した細かい目標設定です。

レースの際、ゴールゲートが見えたらヨロヨロだった脚が急に動き出した人もいるのではないでしょうか。同じ距離を走る場合でも、ゴールが目に見える場合と見えない場合では脳から出される「意欲」が変わってきます。それを練習にもうまく活用してみましょう。

目印の対象は「信号」「電柱」「お店」「看板」「曲がり角」「大きな木」など、コースの環境によってさまざまでOK。給水も兼ねた公園の水飲み場や自販機に設定しても良いでしょう。単純にひとつずつクリアしていくことで、達成感を感じながらポジティブに走ることができますし、「ここに来たら腕を大きく振る」「フォームを意識する」などの決め事を作るのも良いでしょう。

もちろん、目印の1区間を利用して「ここからペースを変える」「ここからここまではスピード走をする」などとトレーニング内容をアレンジするのも有効です。

とくにスピード練習では、慣れてきたら目印の間の距離を段階的に延ばす、本数を増やす、など、負荷を徐々に上げるための良い目安にもなるでしょう。目印を見れば「スピードを落としたいけど、この区間は自分に負けない!」というあとひと押しの頑張りも生まれます。

ランニングは自分との戦い、そして自分の工夫次第で楽しみ方を創ることができるスポーツです。目印を活用し、自分に勝つ楽しさをモチベーションにつなげてみましょう!

※ランナーズ2015年10月号より抜粋





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