ランナーズonline

入浴はリカバリーに必要なトレーニング!

2020年9月03日

夏場はついついシャワーだけで入浴を済ませてしまいがち。しかしランナーにとって、湯船にしっかりと浸かることこそが、トレーニングの一環になります。

そもそも走力は、トレーニングによる疲労と回復を繰り返しながら高まっていきます。つまり、入浴や十分な睡眠というリカバリー行為も、大切なトレーニングの一環。バテない身体をつくるには、基本中の基本となるものなのです。

湯舟に浸かって体温が上がることで、身体中に血液がめぐります。するとトレーニングによって失われた栄養が行き渡り、脂肪を分解してエネルギーにする酸素の供給も活発になるのです。また、体温の上昇は酵素も活性化させ、細胞の修復も進みます。血液中に溜まった老廃物を肝臓に送る動きも盛んになり、疲労回復のスピードも高まります。

時間がないなどの理由でシャワーだけで済ませている人も、せめて練習を頑張った日だけでも、湯船に浸かってみてください。38~40℃のぬるめのお湯に10~15分ゆっくり浸かるのが理想です。そんなに時間がないという人には、炭酸ガス含有の入浴剤がおすすめ。さら湯に入るよりも短い時間で、全身に血液をめぐらせるために必要な温度まで体温を上昇させてくれます。

※月刊ランナーズ2012年7月号より抜粋





※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ11月号 9月22日発売!


100km→200kmでフルが30分速くなる
月間200kmの底力

ランニングアプリ「TATTA」ユーザー4748人のデータを分析して判明したのは、月間100kmから200kmに増やすとフルマラソンのタイムが30分速くなる! そして月間200km走破者の89.7%がサブフォー、66.4%がサブ3.5をしていました。
実践者の到達法を参考に、あなたも月間200km走破を目指してみませんか?

短期連載 100日間でサブフォー達成!
61~90日目の目標は「ハーフマラソンを徹底攻略」

今秋のフルマラソンに向け「100日間でサブフォー達成」を目指す企画。今号は「61~90日目の頑張りトレーニング」を解説します。
走るショップ店員がお勧めする「サブフォー達成シューズ」も必見です。

現代日本では必須!
「暑い秋」のレース対策

今や10月、11月でも晴れた日は20℃以上になることも珍しくなく、秋のレースでも暑さ対策は必須。本特集では、北海道大学陸上競技部の瀧澤一騎監督、マラソン完走クラブの中田崇志コーチらが指導や自身の経験をもとに「暑いレースでも当日快走するためのテクニック」を伝授します。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る