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腹ペコランで効率的に脂肪燃焼!

2020年8月25日

ダイエットで脂肪1kgを落とすには、7000kcalのエネルギー消費が必要といわれます。
ランニングで消費するカロリーは「距離(km)×体重(kg)」なので、体重70㎏の人が脂肪1㎏を落とすには、100km走る計算になるのです。

しかし、さまざまな工夫によって脂肪は効率的に燃焼させることができます。

たとえば、もっとも脂肪が燃えやすい、朝食前の腹ペコ状態で走ること。
最近の研究では、「朝のみ」「夕方のみ」「朝&夕方で分割」の3パターンでそれぞれ100分走ると、1日の総エネルギー消費量はすべて同じだったにも関わらず、朝のほうが夕方より2倍も脂肪燃焼量が多いことが分かっています。つまり、夜走っていた人が朝に変えるだけで、ぐっと脂肪燃焼効果が高まるのです。

起床後の空腹状態でのランでは、脂肪燃焼を促す遺伝子や酵素が活発になることに加え、体内のグリコーゲン(糖)をなるべく節約して脂肪を利用しようとする作用が働きます。
これらが結果的に減量につながりやすいのです。

脂肪燃焼の能力を維持し、向上させるには何より「継続」が必要。
1回1回の負荷は低くても、それを積み重ねていく必要があります。
まずは散歩からでも、朝起きて空腹を感じたまま、身体を動かす習慣を身につけましょう!

※月刊ランナーズ2015年7月号より抜粋





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