ランナーズonline

効率よく身体を冷やして発汗コントロールを!

2020年6月01日

暑い時期、走り終わってもなかなか汗が引かないことがありませんか?
それは「うつ熱」と呼ばれる症状。体内に熱がこもっていて、うまく体温調節ができていない状態です。10分以上汗が引かないような場合は、すでに熱中症予備軍になっているサイン。すぐに給水し、できるだけ涼しいところで身体を冷やしましょう。

そのような状態になる以前にできる対策は、熱がこもる前に身体を冷やすこと。走りながらであれば、首に水をかけるのがいちばん手軽ですが、おすすめはネッククーラーを使用です。頚動脈の太い血管を冷やすことで、体温が上がりすぎるのを抑制してくれます。トレーニング中に装着してみると、すっと心拍数が下がり、明らかに元気が出てくるのが分かるでしょう。

夏場のランによる大量の汗といえば、もうひとつ気になるのはニオイ問題。
汗のニオイの原因は、毛穴の脂質が酸化することによるもの。40歳以降になると、体内の抗酸化力が落ちることもその作用を強める一因と言われています。

通気性や速乾性にすぐれたウエアを着用することに加え、ビタミンA、C、Eや各種ポリフェノール、アスタキサンチン、COQ10などの抗酸化作用があるとされるサプリメントを活用してみるのもいいかもしれません。

※ランナーズ2018年8月号記事より抜粋





※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ6月号 4月22日発売!


練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」

1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。


春から実践! 速くなるダイエット×15

タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!

【特別インタビュー2本立て】

早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る