ランナーズonline

【週刊ランナーズ】「1日筋トレ生活」が強さの秘密! 愛媛マラソンで54歳の古泉辰男さんが2時間29分14秒(総合8位)!

2019年2月15日

2月10日(日)に行われた愛媛マラソンで、54歳の古泉辰男さんが2時間29分14秒で総合8位に入りました。この記録は、2004年に月刊ランナーズがマラソン「年齢別ランキング」を始めて以来、最年長となる2時間30分切りです。
50代を過ぎると特に筋力が低下すると言われていますが、古泉さんは「古泉開発」という道路などのインフラ整備に関わる土木業を営む会社の社長で、週6日は「現場」に出ていることが筋トレになっていると語ります。
「職業柄、1日に7~8時間は身体を動かす、いわゆる肉体労働です。40kgの物を持ち運ぶようなこともあります。特に今年の夏は7月に起きた西日本豪雨の影響で、県内の土砂を処理する仕事が大忙し。休んだのは月2回ほどで、1日中スコップで土砂をかき出し続けたこともありました」
さらにこう続けます。
「仕事後は練習する気が起きないほどクタクタに疲れることもありましたが、レースで結果を出せなかったことを想像すると、練習をせずにはいられません」
今回の愛媛マラソンに関しては、
「向かい風の時に想定以上にペースダウンしてしまうなど少し物足りない結果です。今後はトラックレースとマラソンで記録更新を狙っていきます」

写真は2年前に月刊ランナーズの企画で撮影したもの。環太平洋大学(岡山県)の吉岡利貢准教授が古泉さんの体力測定を実施し、中臀筋の強さが「陸上部の学生並み」という結果が出た
写真は2年前に月刊ランナーズの企画で撮影したもの。環太平洋大学(岡山県)の吉岡利貢准教授が古泉さんの体力測定を実施し、中臀筋の強さが「陸上部の学生並み」という結果が出た

  • こいずみ・たつお

11年前に自身が創業した古泉開発の代表取締役社長。
現在は夫人と長男と3人で愛媛県松山市内に暮らす(長女は就職して上京)。
トレーニングは愛媛大学の学生など地元のランニング仲間と行うこともある。
1964年生まれ、愛媛県出身




※こちらから記事検索ができます。

ランナーズ9月号 7月22日発売!


短期連載「100日間でサブフォー達成!」

8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?


偉業! 昨年度の達成者は80人
60代サブスリーを諦めない

2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。

「苦しみの先にある栄光」

6月29日に第40回サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、昨年に続き30℃を超える過酷な条件の中、1,952人が完走(完走率58.4%)。フィニッシュ時のランナーの表情やコメントは、ほぼ全員が充実感にあふれていました。
40年間で37回連続完走(コロナ禍で3回中止)の越智利国さんの手記、古くから大会運営に携わる2人の町長が振り返るサロマの40年を、ランナーの表情と共にお届けします。



本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。



※こちらから記事検索ができます。

「ランナーズonline」 一覧に戻る