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「会社の命運がかかっている」世界最速ブランドが考えるスポーツメーカーの役割

2026年7月23日

ブランド戦略についても語ったアディダス ジャパンの太田祐介さん
ブランド戦略についても語ったアディダス ジャパンの太田祐介さん

アディダス ジャパンは7月21日、ランニングシューズ「ハイパーブースト」シリーズの発表会を都内で開催し、最上位モデルの「ハイパーブースト エッジ」の新色と、より幅広いランナーを対象にした8月1日発売の「ハイパーブースト ラン」の2モデルを発表しました。

ハイパーブーストは「楽しく走る」ことをコンセプトに掲げるシリーズで、軽量性とクッション性を両立した新素材「ハイパーブースト プロフォーム」をミッドソールに採用。「エッジ」はソールの厚さが最大45mm、「ラン」は最大39mmとなっており、アディダス ジャパンの太田祐介さんは「エッジはシリーズの特徴を打ち出したモデルで、『ラン』は誰もが抵抗なくはけるランニングシューズを目指しました」と説明しました。

4月のロンドンマラソンではアディダスのシューズをはいたセバスチャン・サウェ選手が1時間59分30秒の世界新記録を樹立。『世界最速ブランド』の座を8年ぶりに取り戻しましたが、発表会ではファンラン層やランナー予備軍へのアプローチを重視する姿勢も示しました。ハイパーブーストについては「会社の命運がかかっている」と太田さんは表現しました。

「世界記録が出たり、箱根駅伝で多くの選手にはいていただいたことでWebサイトへのアクセスは増えましたが、市場全体の伸びしろは、まだ走っていない人たちにあると考えています。一人でも多くの人が走り始めれば市場全体も広がりますし、その人たちに走り続けてもらうことが大切です。また、私たちはランニングコミュニティを支えながら、走る楽しさを伝える存在でありたいと思っています。ブランドとしても、以前のようにコミュニティを囲い込む時代ではなくなりました。シューズの機能だけではなく、『走ってみたい』『また走ろう』と思える体験を届けることが、これからのブランドの役割だと考えています」(太田さん)



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