4月8日に都内で会見したGMOの嶋津雄大選手
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パラリンピック挑戦を表明していたGMOインターネットグループ陸上部の嶋津雄大選手が4月8日に都内で記者会見を開き、今後の展望について語りました。
創価大学時代には、箱根駅伝で区間賞を2回獲得(4区、10区)。今年のニューイヤー駅伝ではチーム初優勝のメンバーとなり、出走した6区では区間新・区間賞を獲得しています。
嶋津選手は暗い場所で目が見えにくくなる網膜色素変性症という病気を抱えており、年々視野が狭くなっていると話します。
「医師からも進行が速くなってきていると言われていて、日常生活でも競技でも視野の下と横部分が大きく欠けている状態です。例えば、走る時にも足元が視野外になってしまうので、コース上にカラーコーンがあれば知らずに蹴飛ばしてもおかしくない状況です」
最近はこれまで以上に気をつけて走らないといけない場面が増えているといい、出場するレースにも影響が出ているといいます。
「5000mならまだいいのですが、1万mとなるとナイターの涼しいレースに出場しないと自己ベスト更新(28分14秒)が難しい段階に入ってきています。ただ、ナイターは暗くて走りづらさがあります。種目によってはタイムを出すことへの限界を感じている部分もあったので、今回のパラリンピック挑戦を決めました」
今年1月の視覚障がいの国内クラス分けでは「T13」に分類され、今月から日本パラ陸上競技連盟の強化指定選手に入りました。2028年ロサンゼルスオリンピックのマラソン代表入りを目指しながら、パラリンピックは5000mでの出場を狙うといいます。
「来年3月まではMGC出場のチャンスがあるので、オリンピックでマラソン代表を目指したいです。パラリンピックは5000mで金メダルを獲りたい。世界記録更新も意識しています(T13クラスの世界記録は14分20秒※、嶋津選手の自己ベストは13分33秒)」と語り、今月下旬にはパラ陸上の国際大会の5000mに出場する予定です。病気は進行しつつも、大学時代よりも質の高いトレーニングができていると話します。
「自分の5000mの生涯ベストは13分40秒程度かなと思っていましたが、昨年自己ベスト(13分33秒)を出せました。僕にこんな才能があったとはと思っています(笑)。箱根駅伝よりも、実業団駅伝ではスピードが求められるので、大学時代と練習内容も変化しています。
今シーズンはニューイヤー駅伝の連覇、個人でも3年連続の区間賞が一番の目標です。皆さんの心に届くような魂の走りを目指します」
※パラリンピックではより障がいの重いT12の選手も同じカテゴリに出走する可能性があり、T12の世界記録は13分53秒
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