公開練習で久保凛選手(左)を引っ張る横田真人さん(写真/小野口健太)
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女子800mで日本人初の1分台をマークし、高校生ながら日本記録を塗り替えて昨年の東京世界選手権に出場した久保凛選手が4月7日、都内で公開練習を行いました。4月から積水化学に入社した久保選手は、プロ中距離チーム「TWOLAPS」代表で800m元日本記録保持者の横田真人さんに指導を受けています。
久保選手は「高校卒業後も800mで世界を目指したいと思っていたので、TWOLAPSに入るのが一番強くなると考えました。横田さんはトレーニングもすごくアイディアを持っていますし、一緒に走ってくれるのも大きい。今年はアジア大会とU20世界選手権があるので、そこで日の丸をつけたいです」と話していました。
久保選手について横田さんは「800mはスプリント、持久力、フォーム、メンタルと、求められる要素が多いけれど、久保はどの能力も高い。身体の使い方なども上手で、教えた通りのことができる」とその素質を評価。さらに、「僕自身は800mをスプリント面から強化していきましたが、長い距離から組み立てようとしたらフォームが崩れてしまい、思ったような成果が得られなかった。その点、久保はいろいろなアプローチができると考えている。プレッシャーはなく、楽しみです」と語りました。
横田さんは中距離ランナーだけでなく、10000mとハーフマラソンで日本記録を持つ新谷仁美選手らも指導しており、ランナーズ2023年4月号ではマラソン練習のポイントとして「いい動きができているかどうか」「質の高い練習を継続的にこなすこと」を挙げていました。
また、市民ランナーに対してもランニングフォーム改善の重要性を説き、スピード走を取り入れることを推奨しています。その実践の場として、「MDC」という市民ランナーも参加できる中距離のシリーズ大会を運営。5月30日に世田谷陸上競技場で開催する「MDC GP」には久保選手も出場予定です。
久保選手を指導するにあたり、「指導者人生を賭けて向き合いたい」とSNSで発信していた横田さん。久保選手の高校時代のトレーニングを分析した上で、「有酸素系の練習が毎日しっかり入っていた。今の環境に合わせて伸ばしていきたい」と語っていました。
久保選手は取材で多数のメディアに囲まれた
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