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MDCで高校新記録誕生! 指導者が明かすスピード強化法

2025年9月26日
2000mで高校最高記録を塗り替えた学法石川高の増子陽太選手(中央)と栗村凌選手(左)。
右は1600mまでペースメーカーを務めた学法石川高OBの遠藤日向選手

プロ中距離チーム「TWOLAPS」が主催するトラックレース「MDC ADVANCE Tohoku supported by 薬王堂」が9月23日、福島県郡山市の郡山ヒロセ開成山陸上競技場で開催されました。

MDC(Middle Distance Circuit)は、プロから市民ランナーまでを対象にした複数の大会で構成されるシリーズ制中距離大会で、ランナーズが主催・共催する『チャレンジャーズ』と、TWOLAPSが主催する『ADVANCE』の2カテゴリーがあります。今回は大会ディレクターである田母神一喜選手の出身校・学法石川高の選手たちが2000mの高校最高記録にチャレンジする特別レースも開催され、1位の増子陽太選手が5分10秒47、2位の栗村凌選手が5分10秒59と、ともに3日前に更新されたばかりの高校最高記録(5分13秒12/鈴木大翔=仙台育英)を塗り替えました。

学法石川高を指導するのは元実業団選手でフルマラソン2時間9分49秒の自己ベストを持つ松田和宏監督です。松田監督はスピード不足に悩まされた自身の現役時代の経験から、トラックのスピードを重視しています。

「前半から速いペースで突っ込んで我慢して最後に上げる2000mは、5000mの強化にも有効です。スタミナは大学以降でも強化できるので、高校生のうちはスピードを養うことを大事にしています」

その方針のもと走力を高めてきた増子選手は「レースペースで400m×10本(60~62秒、リカバリー90秒)を行ったことで動きの感覚が分かり、結果につながったと思います。5000mで高校記録(13分15秒44/チャールズ・ディランゴ=世羅)を狙う上でも自信になりました」と話し、栗村選手は「スピードを強化するとレースペースで余裕が持てるようになるのが大きい」と語りました。

さらに、松田監督はマラソンランナーがトラックを走ることのメリットについて、「私は現役時代、3カ月前からマラソン練習を始めたのですが、その合間に5000mなどのトラックレースに出場するといいタイムが出ました。それがマラソンでの余裕度にもつながったと思います。長い距離だけでなく、トラックを走ることも大事だと考えています」と述べました。

MDC ADVANCEでは男女年代別1000mの上位2名が10月19日(日)に東京・駒沢競技場で開催される「MDC FINAL」への出場権を獲得。今大会では男子が伊藤鴻選手の2分28秒85、女子は守内美結選手が2分57秒94の最速タイムでした。


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