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「原点回帰」を掲げ、11~12月のマラソンに向けた走り込みをメイン目的としている今年のオクトーバー・ラン&ウォーク 。いよいよ開幕まで1カ月を切りました。10月に走り込むことがお勧めな理由を、過去の月刊ランナーズなどからシリーズで紹介します(その1、その2はこちら)。
2012年にランナーズが実施し2,437人から回答が寄せられた「10月の走り込みアンケート」では、平均月間走行距離が「サブスリー(348km)」「3時間0~29分(260km)「3時間30~59分(195km)」「4時間0~29分(167km)」と速いランナーほど走行距離が多い傾向がみられました。
また、このアンケートでは30km走実施回数も速いランナーほど多くなっていました。
タイムを縮めたいランナーこそ、10月は走り込むべきといえます。
2023年度の全日本ハーフマラソンランキング対象大会をみると、10月は19レースで9月(5レース)よりも大幅に増加し、11月(14レース)よりも多くなっています。
9月号で紹介したように「レースは最高のトレーニング」といえますし、なにより楽しみながら距離を増やすことができます。
また、さらにレベルアップしたいランナーであれば前日や翌日に長めの距離を踏むなど、様々なアレンジも行いやすいのが10月なのです。
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