![]() イラスト/田川博之
|
2023年度のフルマラソン完走者のうち上位12.2%(約8人に1人)にあたる「サブ3.5」(3時間30分切り)。発売中のランナーズ10月号では、各種データや専門家の意見など様々な角度から徹底的に掘り下げる「サブ3.5」大特集を掲載しています。
サブ3.5を目指し23年4月以降に見事達成したランナーを対象に7月に実施したアンケートでは、月間走行距離や実施しているトレーニング、サブ3.5を達成できた要因(自己分析)など50の質問に113人が回答を寄せました。その結果からサブ3.5ランナーの平均像を擬人化した “三五切男”(サンゴキルヲ)さんを紹介します。
身長 169.1cm/体重 60.3kg/BMI 21.1(普通体重)
走歴:5年
自己ベスト:フル3時間25分42秒、ハーフ1時間34分39秒(※回答者の平均値)
月間走行距離:通常期200km、走り込み期250km
好きな練習:ロング走
平均睡眠時間:6時間
年間のフル出走回数:3回
・走り始めてからサブ3.5達成まで4年半。
・練習会には参加したことがなく、トレーニングはすべてひとりで行っている。
・平日は朝か夜、休日は朝に走る。
・サブ3.5を目指すにあたり、長い距離を走る練習の方が好きだが、インターバルも取り入れた。
・ロング走・スピード走の実施と月間走行距離を延ばしたことがサブ3.5につながったと自己分析。
・フルの勝負シューズは厚底カーボン入りシューズ。
・勝負ウエアはランシャツにショートタイツ(ランナーズ23年12月号のショートタイツ特集に影響を受けた?)。
・ランニングには年間15万円ほど費やしている。
・まだまだタイムを縮めたいと思っているので、サブ3.5 は「通過点」だと思っている。※
※「あなたにとってサブ3.5とは?」の質問に対し33%の人が「通過点」と回答した
********
ランナーズ10月号では「サブ3.5」を徹底分析しています。ぜひご覧ください。
◎ 参加資格3時間30分以内、優先エントリーetc…
サブ3.5達成で見える世界が変わる!
◎ 全日本マラソンランキングでみる「サブ3.5」データ集
◎ アンケート結果から見えたサブ3.5ランナー像
◎ アンケートから導き出したサブ3.5達成メニュー
◎ 多数のランナーをサブ3.5に導いたコーチが分析
「どんなランナーであれば果たせるのか」
◎ 科学でわかるサブ3.5の価値
◎ 1歳刻みランキング男女最年長サブ3.5対談
◎ 62歳走るフリーライターが綴る「サブ3.5への憧れ」
※こちらから記事検索ができます。
ランナーズ6月号 4月22日発売!
練習変えずにフルが5分速くなる(?)
「ランナーよ、ピッチを上げろ!」
1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップの2位に入り、世界陸上の日本代表に選出された小林香菜選手は1分間のピッチ数が220以上。取材を行うと、「ピッチを上げる」ことは市民ランナーがタイムを上げるのに適した方法でした。特に中高年ランナーの皆さんはピッチ増によるタイム短縮の可能性大! 速くなりたいランナー必読です。
春から実践! 速くなるダイエット×15
タイムを縮める上で、減量が効果的な手段であることに疑いはありません。ダイエットというと「美味しいものを食べるのを我慢しなければいけない」というイメージを持ちがちですが、「日々の習慣を少し変える、工夫するだけで減量できるテクニックはたくさんある」と、研究者で自己ベスト2時間46分の記録を持つ髙山史徳さん(34歳)は言います。髙山さん監修のもと「速くなるダイエット×15」を伝授します!
【特別インタビュー2本立て】
早大のランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」出身、卒業後1年で9月の世界陸上マラソン日本代表まで駆け上がった小林香菜選手と、今年の箱根駅伝2区を日本人最高記録で走破、創価大を卒業した今春から実業団サンベルクスと契約を結びプロランナーとして活動を開始した吉田響選手にそれぞれインタビューしました。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。
※こちらから記事検索ができます。