3月の東京マラソンで2時間36分50秒をマークしたSAPジャパン株式会社CFOの大倉裕史さん(写真/軍記ひろし)
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月刊ランナーズで好評連載中の「トップランナーのビジネス×ランニング」。企業の経営者や組織のトップに立つ人にランニング実践者は多く、そんな “トップランナー” にとって走ることはビジネスにどんな影響を与えているのかをインタビューする連載です。発売中の6月号に登場するのはSAPジャパン株式会社 代表取締役・最高財務責任者の大倉裕史さん(43歳)。走歴3年でフル2時間36分台の記録を持つ大倉さんが行っている「ランを日々のビジネス活動に活かす法」などを語っていただきました。今回はその一部をご紹介します。
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――まず大倉さんのタイムを聞いて驚きました。3月の東京マラソンで2時間36分50秒を出されたと。ランニング歴はどれくらいなのでしょうか?
「陸上経験などはなく、走り始めたのは40歳、約3年前です」
――3年でこのタイムですか。それはさらに驚きです。走り始めた頃はどんな感じでしたか。
「最初は5kmぐらいで苦しかったです。3、4カ月で少しスピードを出して走れるようになり、ハーフマラソンに出て1時間28分で走れたんです。仲間たちにすごいと褒めてもらったのですが、中には『フルマラソンはそんな甘くない、サブスリーなんてできないよ』と言う人もいました。負けず嫌いなので、だったらやってやろうと。それで、約半年後のフルマラソンに申し込みました。練習会で1回だけ30kmを走って本番を迎えたのですが、35kmぐらいから歩いて最後はヘロヘロになって、2時間58分43秒のギリギリサブスリーでした」
――走り始めて1年の初マラソンで、速いですよ! 平日のトレーニングは?
「5kmか10kmを週3回ほど。私にはランのルーティンが3パターンあって、1つ目は考えを整理したい時で、ゆっくりジョグ。2つ目は少し煮詰まった時で、例えば皇居1周(約5km)を思いっきりダッシュする。そして3つ目がレース。レースって普段と違う闘争心で走るじゃないですか。弊社ではウィニングカルチャーと言うのですが、目的達成のために、なんとしても勝つんだというメンタリティを維持するため、時々レースに出るようにしています」
――一般的には目標レースから逆算してスピード練習やロング走を入れていきますが、リフレッシュしたい時に思い切り走るなど、仕事や精神状態に応じて走るスピードを決めるのですね。
「綿密に計画を練る方も多いみたいですが、私は感覚です。ただそれだけでレースに出るのは良くないので、週末はできるだけ練習会に参加します」
――来週プレゼンがあって整理しなければいけないことがあるから、明日はこう走ろうかという感覚でしょうか。
「そんな計画的ではなくて、まさにその日の気分です。仕事では綿密に計画を立てる必要があるのですが、真逆です。それでバランスが取れているのかなと。趣味の世界では本能の赴くまま、その時その時で走ろうと」
――極端な話、心を無にしたい時が続いたら、毎日全力で走ることになりますね。
「理論的にはそういうことになりますが、走り始めたころに闇雲に走ってケガをして、リスクは学びました。それと現実的に毎日走れる時間がない。だから月間走行距離も200kmいきません。マラソンの前は毎週レースを入れるので200kmぐらいですが」
――月間200kmでその記録とは。狙ったマラソンの前はどんな練習をしているのですか。
「昨年12月の防府と今年3月の東京では、本番4週間前から、30km、30km、ハーフ、ハーフと毎週レースを入れて、うまくいきました。両方とも直前1週間が海外出張で一切練習できなかったのですが、たまった疲れが一気に回復したのが良かったのかもしれません」
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インタビュー全文は本日発売のランナーズ6月号に掲載しています。ぜひご覧ください。
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