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ローママラソンは世界一(?)ペーサーが手厚いマラソン!

2024年3月19日

3月17日にイタリアの首都ローマで開催されたローママラソンにランナーズ編集部員が参加しました。そこで見た驚きのペーサー事情をレポートします。

上の写真はスタート前の様子。目立っていたのが、ペーサーの目印である色とりどりのたくさんの風船です。なんとローママラソンは2時間50分から6時間30分まで、5分刻みに36のペース設定で200人のペーサーがいるというのです(5時間以降は10分刻み、6時間以降は15分刻み)。

前日に訪れたEXPOのステージではペーサーの紹介があり、司会者が担当するタイムと名前、出身地を一人一人紹介。全員がステージに上がっていました。よくよく聞いていると、「フランスから来た◎◎さん、中国から来た◎◎さん」と外国からペーサーとして参加する人も多い。不思議に思い、ペーサーの一人に話を聞いてみると、
「11月に大会のFacebookでペーサーの募集があり、希望する人は登録します。これまで走ったマラソンの回数や大会名、記録などを入力し、選考を通過したらペーサーとして参加できるんですよ」と教えてくれました。


EXPOステージでのペーサー紹介の様子
EXPOステージでのペーサー紹介の様子

レースでは、私は初め3時間のペーサーについて走っていましたが10kmほどで遅れだし、離れてしばらくすると3時間5分のペーサーに追いつかれました。しかしついていけず、最終的に3時間10分のペーサーにも抜かれてしまいました…。最後は「3時間15分のペーサーには絶対抜かれない!」と心に決めるとペースアップしてゴールすることができました(3時間11分47秒)。5分刻みにペーサーがいると、ペーサーについて走ることはもちろんですが、「次のペーサーに追いつかれない」プレッシャーから頑張れる、という効果もあるかもしれない、と感じたレースでした。
そして、私も今度はペーサーとして参加してみたい、と思いました。

ローママラソンはフルマラソン、ペアリレー、ファンランに計約4万人が参加。世界遺産のコロッセオを目の前にスタートし、ヴァチカンのサンピエトロ広場やスペイン広場などローマの名所を巡り再びコロッセオでゴールするフルマラソンは1万5167人が完走しました。


結果

男子優勝 Asbel Rutto(ケニア)2時間6分24秒(大会新)
女子優勝 Ivyne Lagat(ケニア)2時間24分35秒



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