![]() |
11月1日に、RUNNETがリニューアルされました。それを記念し、川内優輝選手をゲストに迎えた市民ランナーとの交流イベントを実施。
その中で、川内流のレースの取り組み方についてフォーカスし、今まさにレースシーズンを迎えたランナーに向けて、3回にわけてご紹介します。
********
初回は「レース本番に向けて、よいモチベーションを維持するコツ」について。
「一番の方法は、いい練習をしていることです」という川内選手。
たしかに、計画どおりよい練習ができていれば、レースに向けて大きな自信につながります。
しかし多くのランナーが体験するように、なかなかトレーニングが予定どおりいかないのもまた事実。
こんなときこそ、川内選手は心がけていることがあると言います。
「仮にポイント練習で失敗しかけたときは、できる範囲で良い練習をやって失敗を取り戻すようにしています」
たとえば予定していたインターバルが、どうもうまくいきそうもない。こんなときは……
「リカバリーの時間を長くしてインターバルを何とかやり切るようにします」
「またその後に、普段16,000m変化走を行っているところを、ちょっと挑戦的に21,000m変化走に変更したりします」
単に失敗で終わらせると自信を失ってしまうけれど、少し変更しても「これができたから大丈夫!」と思える終わらせ方をしたり、後から失敗した分の自信を取り戻すようなトレーニングをしているのです。
ネガティブな気持ちを残さず、少しでもポジティブな気持ちにもっていくための工夫。
市民ランナーにも大いに参考にしたいポイントです。
※こちらから記事検索ができます。
ランナーズ9月号 7月22日発売!
短期連載「100日間でサブフォー達成!」
8月1日から100日後は11月9日――全国各地で秋のフルマラソンが開催されます。いま、サブフォーを目指して準備を始めるには絶好のタイミング。本企画では、ランナーズでお馴染みの猪瀬祐輔コーチ監修のもと、「サブフォー達成を目指す100日トレーニングプログラム」を紹介します。100日後、笑顔でゴールを駆け抜けませんか?
偉業! 昨年度の達成者は80人
60代サブスリーを諦めない
2024年度全日本マラソンランキングでサブスリーランナーは過去最多の1万2339人、その中で60代は男女合わせてわずか80人。
偉業を成し遂げたランナーが語る「60代サブスリー達成の秘訣」「若者へのアドバイス」とは? 60代サブスリーを目指す人はもちろん、年齢を重ねても速くなりたい全てのランナー必読の内容です。
「苦しみの先にある栄光」
6月29日に第40回サロマ湖100kmウルトラマラソンが開催され、昨年に続き30℃を超える過酷な条件の中、1,952人が完走(完走率58.4%)。フィニッシュ時のランナーの表情やコメントは、ほぼ全員が充実感にあふれていました。
40年間で37回連続完走(コロナ禍で3回中止)の越智利国さんの手記、古くから大会運営に携わる2人の町長が振り返るサロマの40年を、ランナーの表情と共にお届けします。
本誌購入は年会費7,800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!
「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&2011年1月号以降が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7,800円の超お得なプランです。
※こちらから記事検索ができます。